福田進一
パリ・エコール・ノルマル音楽院を首席で卒業。1981年パリ国際ギターコンクール優勝。以後35年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラと協演、超一流ソリストとの共演など、福田の国際的な活動はとどまることを知らない。既に世界数十カ国の主要都市でリサイタルを行い世界的な評価を獲得している。
近年では、2019年3月にモスクワのチャイコフスキーホールで武満徹の協奏曲「虹へ向かって、パルマ」をロシア初演。大成功を収め、唯一無二の国際派日本人ギタリストとしての高い評価を得た。また、教育活動にも力を注ぎ、門下からは鈴木大介、村治佳織、大萩康司、朴葵姫といったギター界の実力派スターたちを輩出している。発表したCDは既に90枚を超え、2017年には自伝的エッセイ「6弦上のアリア」を上梓。11月上映の福山雅治主演映画「マチネの終わりに」ではクラシックギター監修を務める。
平成19年度外務大臣表彰。平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。上海音楽院、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学客員教授。