10/3、ジュネーヴ空港で日本スイス国交樹立150周年記念のアイスショー「Ice Legends」(12/18、ジュネーヴ)のプレス発表がありました。日本でもお馴染みのステファン・ランビエール氏を始め、織田信成、安藤美姫、鈴木明子の各氏ほかと、ピアノの生演奏でコラボレーションするという、フィギュアスケートマニアの私にとって、正に夢のような話!
そもそもきっかけは、昨年夏に成田空港でランビエール氏を見かけ、大ファンだった私から思い切って声をかけたこと。以来、メールのやり取りをする仲になり、彼は今年1月の私のジュネーヴ公演を聴きにきてくれました。そのとき、彼から「今年スイス日本国交樹立150周年の一環としてコラボレーションしたいね」という話が出ました。その後、私が彼の出演した幕張のアイスショーを見に行くなど、交友をつづけていく中で着地したお話です。
私の父が佐藤信夫氏からスケートを習っていたこともあり、小さい時からフィギュアスケートが大好きだった私は、生まれ変わったらフィギュアの選手になりたいと思ったこともあるほどです。
この夏、具体的に内容がだんだん具体化する中、コラボするアーティストは私のみ、はじめに紹介した3人の日本人スケーターも私のピアノで滑ることが決まりました。日本人ピアニストがこのようなアイスショーで演奏するのは初めてのこと。7月の公演にも来てくれたランビエール氏は、私の『展覧会の絵』をとても気に入ってくれて、この曲からの抜粋で何人かのスケーターが代わる代わる滑る演出を考えているようです。
皆様も、ジュネーヴにいらっしゃいませんか?それは難しいという方は、『展覧会の絵』も弾くリサイタル「鐘に共鳴するロシア魂」を、ぜひ聴きにいらしてください。
(福間洸太朗)
2014/10/10掲載