イル・デーヴプロフィール

PROFILEプロフィール

イル・デーヴ

イル・デーヴ

総重量約500kgの重量級クラシック・ボーカル・グループ。
メンバーは、普段オペラ歌手として第一線で活躍しているテノールの望月哲也・大槻孝志、バリトンの青山貴、バスバリトンの山下浩司と、歌い手が厚い信頼を寄せている全国から引っ張りだこのピアニスト河原忠之による太メン5人。2011年コンサート・デビュー。確かな実力を持つメンバーのダイナミックな歌唱、あたたかいハーモニーで人気を集めている。2013年12月には日本コロムビアよりデビューアルバム『DEBUT』を、2015年には2ndアルバム『NUKUMORI』をリリース。「行列のできる法律相談所」や「ノン・ストップ」、「NHKニューイヤーオペラコンサート」等に出演。全国各地でのコンサートでは、豊かな歌声でファンを魅了している。

メンバープロフィール

望月 哲也(テノール)
Tetsuya Mochizuki, tenor

東京藝術大学卒業。同大学院、二期会オペラスタジオ修了。文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として、ウィーンで研鑽を積む。オペラでは二期会『皇帝ティトの慈悲』表題役、びわ湖・神奈川『ラ・ボエーム』ロドルフォ、びわ湖『コジ・ファン・トゥッテ』フェランド、《びわ湖リング》『ワルキューレ』ジークムント、新国立劇場『タンホイザー』ヴァルター、『マノン・レスコー』エドモンド、いずみホール『ポッペアの戴冠』ネローネ等に出演。コンサートに於いては、サヴァリッシュ、アシュケナージ、ベルティーニ、小澤征爾など著名な指揮者と共演し高い信頼を得ている。また、王子ホールでのリサイタルシリーズ「Wanderer」、Hakuju Hallでの「シューベルト三大歌曲集」シリーズを展開し高い芸術的成果を上げている。国立音楽大学及び大学院准教授。二期会会員。
http://ameblo.jp/tetsumocci/

大槻 孝志(テノール)
Takashi Otsuki, tenor

東京藝術大学卒業。同大学院二期会オペラ研修所修了。ドイツ及びイタリア留学。オペラでは二期会『エフゲニー・オネーギン』レンスキー、新国立劇場『こうもり』アルフレード、『愛の妙薬』ネモリーノ、日生劇場『夕鶴』与ひょう、サイトウ・キネン・フェスティバル松本『スペードの女王』『サロメ』、びわ湖・大分・神奈川『オテロ』カッシオ、日生劇場『後宮からの逃走』ペドリッロ、『ルサルカ』王子の他、東京・春・音楽祭『ローエングリン』、東フィル『フィデリオ』、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVII『カルメン』、二期会『サロメ』ナラボートなどに出演し常に高い評価を得ている。コンサートに於いてもN響「第九」をはじめ主要なオーケストラと共演を重ねている。東邦音大特任准教授。愛知県芸大講師。二期会会員。
http://ameblo.jp/taka-singen/

青山 貴(バリトン)
Takashi Aoyama, baritone

東京藝術大学卒業、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第4期修了。第19回五島記念文化財団オペラ新人賞受賞。ボローニャ、ミラノで研鑽を積む。新国立劇場オペラ鑑賞教室『トスカ』スカルピア、『蝶々夫人』シャープレス、二期会『仮面舞踏会』レナート、『ナブッコ』表題役、日生劇場『セヴィリアの理髪師』フィガロ、金沢歌劇座『リゴレット』表題役。びわ湖ホールでは『さまよえるオランダ人』オランダ人のほか、《びわ湖リング》では『ラインの黄金』ヴォータン、『ワルキューレ』ヴォータン、『ジークフリート』さすらい人で出演し公演を成功へ導いた。コンサートでも、「第九」や「ミサ曲」、「レクイエム」、「メサイア」など、宗教曲やオラトリオのソリストを数多く務める。二期会会員。

山下 浩司(バスバリトン)
Koji Yamashita, bassbaritone

国立音楽大学大学院修了。ザルツブルク及びウィーン国立音楽大学にて研鑽を積み、2014年度は国立音楽大学長期国外研究員として1年間ニューヨークにて研究活動に従事した。オペラでは二期会『フィガロの結婚』タイトルロール、『魔笛』パパゲーノ、『パルジファル』グルネマンツ、その他多くの公演に出演。新国立劇場『魔弾の射手』『ムツェンスクのマクベス夫人』、日生劇場『フィデリオ』『夕鶴』、東京のオペラの森『オテロ』『エレクトラ』、サイトウ・キネン・フェスティバル松本『スペードの女王』『サロメ』、びわ湖ホール『ワルキューレ』『こうもり』、東京・春・音楽祭『ニュルンベルクのマイスタージンガー』等、国内の主要オペラプロダクションの舞台に登場。国立音楽大学及び大学院准教授。二期会会員。

河原 忠之(ピアニスト)
Tadayuki Kawahara, piano

日本を代表する歌手が共演者に挙って指名する、幅広い音色と繊細な表現に定評がある人気ピアニスト。国立音楽大学卒業、同大学院修了。イタリアでアルド・プロッティ氏のもとオペラ伴奏ピアニストを務め、マリア・カルボーネ女史のもとでは伝統的なイタリア・オペラの表現やディクション等を取得。指揮者として『ラ・ボエーム』『ジャンニ・スキッキ』『愛の妙薬』『シモン・ボッカネグラ』『リゴレット』『コジ・ファン・トゥッテ』『魔笛』『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『オリンピーアデ』などで心に残る上演を牽引し、企画プロデューサーとしても「水戸de Opera」などを手掛けている。国立音楽大学及び大学院教授、新国立劇場オペラ研修所シニア・コレペティトゥア。