花は強く美しく−クラシック界に新たに咲いた可憐で強き花、沙羅。
ひとたび歌えば、そこにドラマが生まれる。
クラシック新時代のDIVA、誕生
その第一声を聴いた瞬間から小林沙羅さんの魅力的な音楽の世界に惹き込まれます。
殊に伸びやかで奥行きのある沙羅さんの美声にのせて唱われる言葉の美しさは格別です。
花をテーマにした自作を含む選曲も秀逸で、歌を聴くことの喜びと醍醐味を十分に堪能できる素晴らしいアルバムです。
大友直人(指揮者)
作曲家三枝成彰先生の事務所で、新作オペラ「KAMIKAZE-神風-」を見せて頂いていた時、「この人!」って叫んで、みんなをビックリさせた人が小林沙羅さんです。側転の出来るオペラ歌手、オペラ界を変える女性です。
桂 文枝(落語家)
え?!、これがデビューアルバム?!(絶句)
いやはや大変な「新人」が出てきたものぞ。いきなり聴き手の心に沁み入って包みこむ豊潤な声音と、貴品に満ちた自信の歌唱。そしてこの堂々の選曲。小林沙羅はデビューに微塵の媚もみせない天晴な新人ぞ 。
麹谷 宏(アートディレクター)
「華」がある、という言葉は小林沙羅にこそふさわしい。その彼女が「花のしらべ」をリリースした。作詞家・林柳波の血を受け継ぎ、言葉への感受性は鋭く、天性の透明な声を持った宿命的なソプラノ歌手の登場である。
佐々木幹郎(詩人)
自分の音楽に確かな自信を持ち、必要な知識をスポンジの様に吸収し、着実に彼女は階段を登って来た。そしていよいよ小林沙羅が本格的に活動を始めた。彼女と同じ時代に生きる作曲家として、僕はますます新作オペラが増えそうだ。春になり幕は開いた。確実に咲き誇る花がある。小林沙羅の時代が来る。
千住明(作曲家)
*CDブックレットより抜粋
瓦礫の下からも花は咲く、時代を超えて花は咲く。この星の上で、人の心で、花は咲き続け、実りの季節を迎える。小林沙羅の歌は西洋音楽の伝統に根ざした、ひともとの日本の花。
谷川俊太郎(詩人)
今まで国歌はたくさん聞いていますが、あなたの歌にはドラマを感じます!
長嶋茂雄(読売巨人軍終身名誉監督)
2013年10月29日 日本シリーズ第3戦 国歌独唱後、楽屋にて
小林沙羅さんはかつて私が開いていた演劇塾「東京コンセルヴァトリー」の生徒でした。その頃から様々な芸術に対して熱心な興味を持ち、演劇は当然のことながら、日本舞踊をはじめ、最近はクラシック歌手の専門家になりました。歌に演劇的でもあり日本的な、また世界の情緒を表現して、更に素晴らしい歌手になってくれることを祈っています。
坂東玉三郎(歌舞伎俳優)
彼女の歌はまるでルーシー・リーの陶磁器のよう。
飾り気のない優しさと、凛とした佇まい。
魂を静かに包んでくれる。
松本 隆(作詩家)
「花のしらべ」は花園に分け入ったかのような香り高いCDだ。すみれ、罌粟、薔薇、睡蓮…それぞれの花の個性や魅力を沙羅さんは余さず表現しつつ、自らもひともとの花として一際芳しく香っている。
黛 まどか(俳人)
*50音順
★『花のしらべ』収録内容は
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