配信
ハイドン:弦楽四重奏曲 Op.51《十字架上のキリストの最後の七つの言葉》
クイケン四重奏団
[録音:1994-5年、PCM デジタル録音]
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緩徐楽章が連続する異色作。ピリオド楽器ならではの静かな感動に満ちた名演。
ほとんどが緩徐楽章からなるこの異色作の演奏には、静謐なテンションの持続、響きの純正さ、デリケートなニュアンスといった要素が求められます。これらを十全に満たすのはモダン楽器では至難であるといってよいでしょう。ピリオド楽器をもってしても、深い感動を与える境地にまで達っしているのは、ハイドンとモーツァルトの弦楽四重奏の真髄を追求し続けるクイケン四重奏団だけではないでしょうか。レコード・アカデミー賞の有力候補になった名盤。