高校卒業後渡米し、ウェストバージニア大学にて言語学を専攻。その傍ら、ライブ活動を開始する。卒業後はピッツバーグ大学にてジャズ講師を務め、同時に米東海岸各地でジャズピアニストとして活躍。グラミー受賞者チャック・マンジョーネ・グループに参加するほか、多くのジャズの巨匠と共演した。帰国後、自らのグループで活動を開始。近年も8回のヨーロッパツアーに加え、オーストラリア公演、モロッコ公演、台湾公演、エジプト公演も成功をおさめるなど、常にワールドワイドに活動を展開する。
学生時代に交流を深めた黒人コミュニティーの影響を受け、ソウルフルなプレイと鋭いナイフのような切れ味が特徴。また音色の透明感、知的でアーティスティック、かつロマンティックな魅力にも定評がある。時にはジャズという枠に収まらぬ多才ぶりを発揮し、平井堅、土岐麻子などポップスのプロデューサー、映画音楽監督も勤めている。最近はマリーンのアルバム『Sings Donna Summer』、SHANTIのアルバム『JAZZ en ROSE』をプロデュースするほか、NAOTO、青木カレン、meg、MAYA、Rhy Miho、SFKUaNK!!、葉加瀬太郎&古澤巌、柏木広樹、ジム・オルークなどの作品にも参加している。