レオン・フライシャー
1928年生まれ 米サンフランシスコ出身
10歳でシュナーベルに才能を認めら世に出て以来、カーネギーホールでのリサイタル、エリーザベト王妃国際コンクールでアメリカ人としては初めて優勝、グラミーに3回ノミネートされるなど天才ぶりを発揮したが、神経障害、ジストニアのため右手が使えなくなり、1965年、37歳の時に第一線を退く。
以後は左手のピアニストとして、あるいは指揮者、教育者としての活動を行い、小澤征爾に乞われてタングルウッドで要職も務めた。
最新医学による治療の成果が実り、ついに両手による演奏が可能となり、2004年『トゥー・ハンズ』をリリース。