三浦一馬ピアソラ スタンダード&ビヨンド〔UHQCD〕

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

三浦一馬

ピアソラ スタンダード&ビヨンド〔UHQCD〕

[ALBUM] 2022/12/21発売

ピアソラ スタンダード&ビヨンド〔UHQCD〕

COCQ-85598 ¥3,300 (税抜価格 ¥3,000)

三浦一馬五重奏団
※高音質CD「UHQCD」採用
  • 1.ルンファルド/Lunfardo *

  • 2.天使のミロンガ/Milonga del angel **

  • 3.ミケランジェロ70/Michelangelo'70 **

  • 4.悪魔のロマンス/Romance del diablo **

  • 5.カリエンテ/Caliente *

  • 6.天使のイントロダクション/Introduccion al angel **

  • 7.レビラード/Revirado *

  • 8.オブリヴィオン/Oblivion **

  • 9.ムムキ/Mumuki *

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録音:2022年8月17、27日 Prime Sound Studio FORM

メンバー
三浦一馬(バンドネオン)
石田泰尚(ヴァイオリン)、大坪純平(ギター)、黒木岩寿(コントラバス)*、高橋洋太(コントラバス)**、山田武彦(ピアノ)

ピアソライヤーの最後を飾る真打ち登場!
ピアソラを知り尽くし、クラシックのトッププレイヤーとの共演も重ね満を持して放つ、新時代ピアソラ演奏の金字塔

2021年のピアソラ生誕100年、そして22年の没後30年と、2年続いたピアソライヤーの最後に、ピアソラファンへの最高の贈り物となるアルバムが誕生しました。
ピアソラの流れを汲むバンドネオンの巨匠ネストル・マルコーニの薫陶を受け、2008年には、第33回アストル・ピアソラ国際コンクールで、日本人初、史上最年少で準優勝を果たした三浦一馬は、ピアソラの音楽を様々な編成で追究する一方、バッハなどのクラシックの奏法も研究を重ね、現代のコンサートホールでのピアソラの表現を突き詰めてきました。
そんな中でも、中核となる編成が、ピアソラにおいても中心となっていた「五重奏団Quinteto」であり、三浦一馬が、日本のクラシックの第一線で活躍するメンバーを集め、10年以上コンサートを重ねてきた盟友たちです。
残されたピアソラのオリジナルスコアや録音を研究し、各楽器のバランスなど、試行錯誤を重ね、ピアソラの世界を現代のコンサートホールで最もよく伝えるため、極力オリジナルを尊重しつつ工夫を凝らして練り上げてきたレパートリーは、膨大な数に上ります。
今回の録音は、その中で、まさにスタンダードといえる名曲と、ピアソラの革新的な要素を含み、これからより演奏されて欲しい作品を組み合わせた、ピアソライヤーの最後に相応しい、新たなるスタンダードともいえるアルバムです。


石田泰尚(ヴァイオリン)
国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年より神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル”石田組“など様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。最新アルバムは2021年12月リリースされた“PIAZZOLA LIVE ”。
2022年6月に初の著書となる「音楽家である前に、人間であれ!」を刊行。
使用楽器は 1690年製G.Tononi、 1726年製 M.Goffriller。

大坪純平(ギター)
エリザベト音楽大学卒業。
これまでにギターを長野文憲、徳武正和、佐藤紀雄の各氏に師事。作曲は独学。
第34回日本ギターコンクール最高位の他、第45回クラシカルギター・コンクール、第1回イーストエンド国際ギターコンクール、第2回パン・パシフィック現代音楽コンクール(ソロ部門)第26回日本重奏ギターコンクール等でそれぞれ上位入賞。
2019年3月にニューヨークで開催されたJUMP「日米新しい音楽の展望シリーズ」に招聘され、日本とアメリカの日米作曲家の新作リサイタルを行う。
ソロCD“ORGANIC”MOTIONS”〜久留智之ギター作品集「風に聴く〜田中聰ギター作品集」をリリース。
2022年自作ギター独奏曲"SOGNO ESOTICO"にて第2回ポルトガル国際ギター作曲コンクールにて入選及び特別賞を受賞。

黒木岩寿(コントラバス)
東京芸術大学卒業、同大学院修了。安宅賞、福島賞受賞。
東京フィルハーモニー交響楽団首席コントラバス奏者の他、長野市芸術館シーズンプロデューサーに就任。東京の春音楽祭でもプロデュース・演出を手掛ける。
室内楽ではM・アルゲリッチ、モディリアーニカルテット、J・リン、M・ブールグ等と共演。
ラ・ストラヴァガンツァ東京主宰。TMPのメンバー。
桐朋女子芸術短期大学、洗足学園音楽大学、昭和音楽大学、大分県立芸術短期大学の講師
自らの企画、台本の『文化人類学講座』は各地で開講している。

高橋洋太(コントラバス)
桐朋学園大学卒業後、2006年に同研究科修了。同時に東京都交響楽団に入団。2005年青森市民文化顕彰受賞。2007年東京・青森にてデビューリサイタルを開催し絶賛を博す。2016年デビュー10周年のリサイタルでは「楽器に対して非常に慎重に、そして楽譜に対して謙虚に対峙する」(音楽の友2016年12月号)と評された。これまで、セイジ・オザワ松本フェスティバル、東京・春・音楽祭、霧島国際音楽祭はじめ、各地の音楽祭に度々出演している。
現在、東京都交響楽団奏者として活動するほか、雑誌「Tarzan」にて音楽家としての身体のメンテナンスを紹介するなど、その活動は多岐に渡る。2022年3月にコントラバスでは初録音となるピアソラ作曲の「タンゴの歴史」を収録した自身初のアルバムをリリースする。

山田武彦(ピアノ)
東京生まれ。ソリストのパートナーとして常に絶大な信頼を寄せられるピアニスト。
洗足学園音楽大学教授、東京藝術大学招聘教授、東京音楽大学非常勤講師、日本ソルフェージュ研究協議会理事。
2017年から毎回1カ月間に及ぶロングラン公演の浅草オペラ100周年記念企画「ああ夢の街浅草!すべてはここから始まった」にて音楽監督を務め、全曲の作・編曲を担当、浅草フランス座東洋館にて上演を行う。22年までに「カルメン」「椿姫」「蝶々夫人」の独自のアプローチによる作品を制作している。
■高音質CD「UHQCD」

UHQCD