日本のオーケストラのトップ奏者たちで1992年に結成されたモルゴーア・クァルテット。ショスタコーヴィチ作品の演奏で高く評価され、1998年に村松賞(第10回)、2011年にアリオン賞を受賞するなど、真の実力派四重奏団として知られています。その彼らが、プログレッシヴ・ロックを「裏レパートリー」として持っていることは、ディープな音楽ファンの間では知る人ぞ知るハナシ。2012年、結成20周年を迎えるに当たり、モルゴーア・クァルテットは、オール・プログレによる新録音CDのリリース&記念演奏会を敢行します。プログレ全盛期をリアルタイムに体験した世代のメンバーが、自らのクラシックの殻を破り、本気でロックに立ち向かう気迫は恐ろしいほど。シャープにしてワイルド、アグレッシヴかつリリカルな演奏は、生ぬるい凡百のカヴァーを蹴散らすパワーに溢れています。
★収録内容は、
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