長富彩イスラメイ− 100年の時を経て甦る、ピアノの黄金時代

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

長富彩

イスラメイ− 100年の時を経て甦る、ピアノの黄金時代

[ALBUM] 2010/10/20発売

イスラメイ− 100年の時を経て甦る、ピアノの黄金時代

COCQ-84825 ¥3,143 (税抜価格 ¥2,857)

  • 1.チャイコフスキー(グレインジャー編):花のワルツにもとづくパラフレーズ

  • 2.サン=サーンス(ゴドフスキー編):白鳥

  • 3.バラキレフ:イスラメイ

  • 4.グリンカ(バラキレフ編):ひばり

  • 5.ファリャ:アンダルシア幻想曲

  • 6.グリフス:スケルツォOp.6の3

  • 7.スクリャービン:幻想曲 作品28

  • 8.ラヴェル:ラ・ヴァルス

購入する

※お使いの環境では試聴機能をご利用いただけません。当サイトの推奨環境をご参照ください。


※音楽配信サービスにおいては、CD等のパッケージ商品と収録内容が異なる場合やお取り扱いが無い場合もありますので、お求めの際は充分にご注意ください。

1912製ヴィンテージ・スタインウェイ使用(Steinway CD368)
録音:2009年12月3〜5日、2010年8月11日、 ふれあいプラザさかえ文化ホール(千葉県印旛郡栄町)

*使用ピアノ【CD368】について 
スタインウェイ&サンズ社は、1853年ニューヨークに設立されたメーカーである。 
パデレフスキー、ラフマニノフ、ルビンシュタイン、ホロヴィッツ、グレン・グールドなど世界的な巨匠たちが愛用したピアノ、ニューヨーク・スタインウェイ。自由とお金を求めてニューヨークに集まってきた、ロシアやヨーロッパの巨匠たち。彼らがピアノに求めた音色、タッチ、及びその反応に答えるべく、スタインウェイは、次々に改良を加え、近代ピアノの構造を完成させた。
この録音で使用された1912年製のCD368(CDとは、Concert D型の略)は、スタインウェイ本社コンサート部の貸出用として当時活躍していた楽器だ。1900年代初頭のスタインウェイは、ゴールデンエイジと呼ばれるほどクオリティが高い。それは先に述べたように巨匠達の時代真っ只中であり、近代クラシックの黄金時代の楽器だからである。
1800年代のロマン派独特の香りを残し、太い重低音と輝かしい高音、メロウな中音域、豊かな色彩を持つこの楽器は、多くの巨匠達と過ごしてきたキャリアの余裕すら感じられる。まさにクラシック黄金時代のすべてを語ってくれるであろう。