仲道郁代X有田正広プロフィール

PROFILEプロフィール

仲道郁代X有田正広

仲道郁代X有田正広

『ショパン:ピアノ協奏曲第1番・第2番』
2010/12/22発売

仲道郁代がこのアルバムの録音に使用した1841年製のプレイエルは、ショパン愛用の楽器と全く同じモデル。ハンマーも含めてほぼ当時のまま保存されていた奇跡的な楽器の真の響きを、仲道は極めてデリケートなタッチで甦らせました。殊に緩徐楽章の夢を見るような美しさはまったく筆舌に尽くしがたく、時間の経過を忘れるほどです。一方当時の楽器を揃えた管弦楽は、指揮の有田正広による深い洞察が、単なる伴奏を遥かに越えた雄弁で意味深い響きを生み出します。室内楽同様の編成となるピアノ独奏部分での、ソリストと管弦楽の親密で有機的な対話も魅力。ショパンの協奏曲の真価を啓示する、新たな名盤の誕生です。


仲道郁代 (Piano)
桐朋学園大学1年在学中に、第51回日本音楽コンクール第1位、あわせて増沢賞を受賞し注目を集めた仲道郁代は、数々の国内外での受賞を経て、1987年ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動をスタートさせた。これまでに日本の主要オーケストラと共演した他、海外のオーケストラとの共演も数多く、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団、バイエルン放送交響楽団及びフィルハーモニア管弦楽団などのソリストとして迎えられ、その音楽性に高い評価を得ている。リサイタルも日本各地で行っており、97年から行った「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」は、2回目のサイクルを終了。2004年からは「ベートーヴェン・ピアノ協奏曲全曲演奏会」を、05年からはベートーヴェンの室内楽コンサートを行っている。特に、ピアノ協奏曲は、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニーとの共演で、全6曲がレコーディングとして結実しており、「ベートーヴェン弾き、仲道郁代」という評価を確固たるものとしている。リサイタルのみならず、「ピアノとスライドでつづる動物たちの詩“光のこどもたち”」など、彼女の多彩なアイディアや情熱から生まれた企画も多く、魅力的な内容とともに、豊かな人間性がますます多くのファンを魅了している。レコーディングはSony Music Japan Internationalと専属契約を結び、クラシック音楽としてはこれまでにないヒットを記録したアルバムをリリース。「ピアノ・ソナタ第30.31.32番」は、2007年度第45回レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。ショパン生誕200年にあたる2010年は、CD「Chopianism ショパニズム」、編著作『CDでわかる ショパン鍵盤のミステリー』(ナツメ社刊)などをリリースしている。 2003年からは、地域社会の活性化と音楽文化の発展を目指し、大阪音楽大学特任教授、財団法人地域創造理事としても、積極的に活動している。
・仲道郁代オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com/


有田正広 (指揮)
日本の古楽界をリードする有田正広は、国内外の数々のコンクールで輝かしい受賞歴を持ち、クイケン兄弟やトレヴァー・ピノックなど世界的なアーティストともしばしば共演。古楽器と現代楽器の双方を駆使した広範な活動を繰り広げる、日本が世界に誇る国際的な音楽家の一人。1989年には「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」を結成し、指揮者としても活動を開始。2006年には、モーツァルトのフルートと管弦楽のための作品を全曲録音するとともに、東京芸術劇場で定期的に演奏会を開催。2009年には交響曲第41番《ジュピター》、フォルテピアノ独奏にピート・クイケンを迎えてのピアノ協奏曲第21番による「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」東京芸術劇場公演のライブCD(DENON Aliare)も発売され、好評を博している。 2009年4月には、ロマン派までをレパートリーとする日本初のオリジナル楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京」を結成。2009年6月にはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:堀米ゆず子)、2010年3月にはショパンのピアノ協奏曲第2番(ピアノ:仲道郁代)をオリジナル楽器による日本初演というわが国の演奏史上に記憶される演奏会を開催した。その姿勢は、新たな音楽的創造を常に探求し、古楽器と現代楽器の枠を超えた新たな音楽的創造の領域へとさらに活動の場を広げている。 また、演奏家としてばかりでなく、研究者としても世界の注目を集めており、国際的な学会やレクチャーでも、その研究成果が高く評価されている。
現在、精力的な演奏活動や研究活動とともに、昭和音楽大学、桐朋学園大学で後進の指導にあたっている。
https://columbia.jp/artist-info/arita/