大下八郎
◇ 生年月日:昭和17年7月1日
◇ 出身地:秋田県能代市
中学を卒業後上京。幼少時から得意としていた民謡を武器にした歌唱力でのど自慢あらしをしていて、マイナー・レーベルからスタート。コロムビアの関係者に認められ、船村徹のレッスンを受け昭和38年12月臨発「朝焼け太平洋」で本格デビューした。
歌のレッスン中の叱責にも動じることなく受け流す事を、師船村徹があきれて評した「たいした野郎だ」から大下八郎と命名された。
コロムビアでの初吹込み曲が「おんなの宿」で、デビュー後6作目のシングルとして、1年以上たって発売され代表曲となった。
細かい節回しと、船村メロディ特有の押し引きと抉るようなため表現は他の追随を許さないものがあり、独自の歌の世界を持つ演歌歌手の1人である。