ルイーズとウィンストンは、2004年の暮れ、作曲家としての活動を通じて知り合い、二人のパートナーシップは、初めての フルアルバム "Give Me A Reason" として花開くことになった。彼らは、ソウル、ファンク、ロック、そしてアシッド・ジャズをユニークに組み合わせた独特のスタイルを作り出した。それは、親 しみやすく、ヒット間違いなしという要素を含みつつ、しっかりとした正統派のジャズをルーツとして持っているということを感じさせるものになっている。
二人の組み合わせは、実に完璧。まったく違うバックグラウンドをもちながら、音楽への愛情と情熱で、しっかりと結ばれているからだ。ルイーズ・ポラック は、エルスマー・ポート、チェシャイヤー出身の新人で、アーティストとしてはすでに数人のプロデューサーに強烈な印象を与えてきた。彼女は、MYLAとし てダンスミュージックのジャンルでは早くに成功を収めた(ナンバー1ヒットが2曲)が、独自の曲を創作するための新しい仲間を捜したいと考えたのだった。 彼女の作曲した曲は、iTunesで発売中のアルバム "Louise Pollock" で聞くこともできる。ウィンストン・ロリンズに関しては、特に紹介文は必要ないだろう。ブラン・ニュー・ヘビーズインコグニート、アズワド、ジャミロクワ イ、コートニー・パイン、そして現在ではジュールス・ホーランドといったバンドと共に活動してきた音楽家だ。
自分のスタジオ、レッドルーム・スタジオをウェスト・ロンドンのチスウィックに所有し、このアルバムは、自らプロデュースした。さらに、彼の音楽家として の才能は広がり、トロンボーン奏者、キーボード奏者、そしてベーシストとして活躍し、作曲家、プロデューサー、アレンジャーであるだけではなく、ステージ 上ではユニークな存在感とパーソナリティでみんなを楽しませてくれる。彼らのパフォーマンスは、エキサイティングで新鮮だ。ルイーズがリード・ボーカルを 務め、ウィンストンがバンド・リーダーと M.D.を務めるrealが、優れたミュージシャンたちの集まりだというのは、偶然起きたことではない。才能とエネルギーあふれるバンドなのである。
彼らの初めてのトラックのうち2曲は、すでにアシッド・ジャズ・レコードからの2枚のコンピレーション・アルバムにフィーチャーされることが決まってい る。 2004年9月に "Love Child" がリリースされ、realは、ライブ活動を開始し、2004年には初めてのJazz FM のためのライブも行った。シングル "Love Child" は、iTunesで発売中で、BBC Radio 2 他ではすでにレビューが流れたほどの話題性の高さだ。