坂田明プロフィール

PROFILEプロフィール

坂田明

アルトサックス/クラリネット奏者
1945年生まれ、広島県呉市出身。
広島大学水産学部水産学科卒業。

69年上京後「細胞分裂」を結成。72年「山下洋輔トリオ」に参加。メールス・ニュー・ジャズ・フェスティバルを始め、ベルリン、モントルー、ニューポートなど世界中の様々なフェスティバルに出演。以後「SEXTET」「wha-ha-ha」「DA-DA-DA ORCHESTRA」「MITOCHONDRIA」など様々なグループの結成、解体を繰り返しながら、ミュージック・シーンの最前線を走り続ける。
00年10月、NYにて盟友である世界屈指のプロデューサー、ビル・ラズウェル、マイルス・デイビス「アガルタ」のギタリスト、ピート・コージー、微塵子空挺楽団に参加したドラマー、ハミッド・ドレイクらと日本の民謡を演奏したエポックメーキングな作品「Fishermans.com」を発表。DJKrushによるリミックス版「貝殻節リミックス」も含め、一大センセーションを引き起こす。
03年5月、バンド「坂田mii(みい)」を率いて、ヨーロッパ・ツアーを敢行。パリやデュッセルドルフで大暴れする。同年、長年にわたるミジンコの研究普及活動が認められ、日本プランクトン学会より特別表彰を受ける。更に自身も出演したドキュメント映画「白神の夢」の音楽を制作。続く04年にも小栗康平監督の映画「埋もれ木」に出演。同年9月に自身のダフニア・レーベルで発売したmiiの初アルバム「赤とんぼ」が15,000枚以上のヒッ作となる。05年4月には、新宿ピットインにて「Sakata/O’Rourke Tokyo Session」をライブ録音。音源を編集した2作をリリースし高い評価を得る。10月に、DVD「ミジンコの静かな宇宙」を発売。
現在はレギュラーグループ「坂田明mii(みい)」を中心にセッションを展開中。また、オルークとのコラボレーションも継続して行っている。07年4月に行われた、ビル・ラズウェルのピットイン企画「東京ロテーション」に出演。物凄い演奏で、全員の度肝を抜く。著書には「ミジンコの都合」(共著 日高敏隆 晶文社)、「ミジンコ道楽−その哲学と実践」(講談社)、「瀬戸内の困ったガキ」(晶文社)等がある。NHK「視点論点」「ためしてガッテン」等、テレビ、ラジオ出演も多数。