スクロヴァチェフスキ&読売日響
1. ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
2. メシアン:われら死者の復活を持ち望む(1964)
★スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮、読売日本交響楽団
[録音:2007年4月27日、東京芸術劇場、ライヴ]
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ライヴでしか味わえない燃えに燃える84歳の巨匠の棒!
感動の常任指揮者就任記念コンサート実況録音。ミスターSの愛称で知られ、近年はしばしば来日して、この読売日響やN響を指揮してきたポーランド出身の巨匠指揮者が、遂にわが国のオーケストラのシェフとして登場しました。このSACDは、2007年4月27日に東京芸術劇場で行なわれたスクロヴァチェフスキ常任指揮者就任記念コンサートをサラウンドでライヴ・レコーディングしたものです。ブラームスのシンフォニーは1986年に、イギリスのハレ管弦楽団と行なってから実に20年ぶりの再録音。ブラームスの音楽を前任者のアルブレヒトとともに繰り返し演奏してきたオーケストラにとってもお得意のレパートリーで、弦楽器を前面に押し出したスクロヴァチェフスキのバランス感覚は、まさにドイツ伝統のどっしりと大地に根を下ろしたシンフォニーを聴かせてくれます。また今年2008年はメシアン生誕100年を祝う記念年。第二次世界大戦終結20年を記念して作曲された「われ死者の復活を待ち望む」は、世界各国の鐘の音、弔鐘を全編に響かせた極めてエスニックでインターナショナルな作品で、世界中の戦争犠牲者を悼む音楽となっています。自らも作曲家として現代作品を十八番としているスクロヴァチェフスキのセンシティヴな棒のマジックをお楽しみください。