スティーヴ・ガッドプロフィール

PROFILEプロフィール

スティーヴ・ガッド

スティーヴ・ガッド

Steve Gadd (スティーヴ・ガッド):drums
1945年4月9日、ニューヨーク州ロチェスター生まれ。地元のビッグバンドで活動後、ニューヨークに出て、スタジオ・ミュージシャンとなり、クロスオーヴァー、フュージョンの草創期からその第一人者として高い評価を得ていた。1976年に「スタッフ」を結成、1980年代には自己のバンド「ガッド・ギャング」を結成、R&B の名作をカヴァーしたグルーヴ感溢れるサウンドは多くのファンを魅了した。西のハーヴィー・メイソン、東のスティーヴ・ガッドとして人気を二分する存在であるが、近年は、ジョー・サンプル、ミシェル・ペトルチアーニらと共演、95年からはエリック・クラプトンの強い要請により彼のツアー・バンドに参加、その演奏は多くのロック・ファンをも虜にしている。ポール・サイモン、ジェームス・テイラー、ロバータ・フラックと言ったミュージシャンにとっては欠かす事の出来ない存在である事は彼らのアルバム・クレジット、ツアー・パンフからも一目瞭然である。その他、クインシー・ジョーンズ、スティーヴィー・ワンダー、ポール・マッカートニー、スティーリー・ダン、チック・コリア等々のレコーディングやツアーに参加。ジャンルを超えてのビッグネーム達との共演歴、そして驚異的な数のレコーディング&ツアー歴をもつ誰もが認める世界最高峰ドラマー。

Michael Landau(マイケル・ランドウ):guitar
1958年6月1日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。高校卒業後プロとして活動。スティーヴ・ルカサーの後任としてボズ・スキャッグスのバンドに参加。1980年代以降、ピンク・フロイド、マイルス・デイヴィス、ロッド・スチュワート、ジェームス・テイラーなどの作品に起用される人気ミュージシャンとなる。90年代から精力的に自身のソロ活動やバンド活動を行い、ソロ&バンドを合わせて13枚のアルバムを発表している。セッション・プレイヤー、また卓越したギタリストとして多くのプレイヤーに影響を与えており、日本での人気も高い。友人のスティーヴ・ルカサーはランドウを評して「世界で五本の指に入る」と賞賛を送っている。

Larry Goldings(ラリー・ゴールディングス):keyboards
1968年、ボストン生まれ。ハモンド・オルガンの名手、そしてピアノを含むキーボードの名手。主戦場はジャズの分野であるが、クリスティーナ・アギレラ、ウォルター・ベッカー、ソロモン・バークからトレーシー・チャップマン、ノラ・ジョーンズ、ジェームス・テイラー等々、錚々たる面々のポップスのスーパースター達から熱いコールを送られている存在。近年ではジェームス・テイラーとのコラボレーションが多く、テイラーの近作にはオリジナル楽曲の提供も行っている。リーダーとしてはこれまでに15枚余りアルバムを発表。自身のオルガン・トリオ(ピーター・アースキン、ビル・スチュワート)を率いるほか、2007年にはジョン・スコフィールド、ジャック・ディショネットとのアルバム『Trio Beyond』(ECM)でグラミー賞・最優秀ジャズ・アルバムにノミネートされている。

Jimmy Johnson(ジミー・ジョンソン):bass
1956年、アメリカ生まれ。ミネソタ・オーケストラのベース奏者の父親とピアノ講師の母親の下、恵まれた音楽環境で育つ。76年からアレンビックの5弦ベースの名手として有名。
79年からLAを拠点として活動。特にジェームス・テイラー、アラン・ホールズワースとの共演が長い。指弾きがメインで特殊な奏法は使わないが、美しくメロディー重視のソロ・プレイには定評がある。幅広いジャンルで活躍しており、リー・リトナー、ケニー・ロギンス、ドリ・カイミ、ロッド・スチュワート、スタン・ゲッツ、アール・クルー、セルジオ・メンデス、マイケル・ランドウ、渡辺貞夫、チャド・ワッカーマン、ロジャー・ウォーターズ、アーニー・ワッツ等々、数多くのアーティストのレコーディング&ツアーに参加している。

Walt Fowler(ウォルト・ファウラー):trumpet, flugelhorn
1955年3月2日、ユタ州ソルトレイクシティ生まれ。1974年、フランク・ザッパ&ザ・マザーズ・オブ・インヴェンションのメンバーとしてプロのキャリアをスタート。
75年に兄弟バンド『The Fowler Brothers Band』を結成し2枚のアルバムをリリース。その後、ビリー・コブハム、ジョニー・ギター・ワトソン、レイ・チャールズ、バディ・リッチ、ジョージ・ベンソン、ダイアナ・ロスなどのツアー・メンバーとして起用される。 90年代の半ば以降、『ライアオン・キング』、『バックドラフト』、『グラディエーター』、『シュレック』、『オーシャンズ12』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』ほか、映画サウンドトラックにおける管弦楽の編曲を数多く手掛けている。2001年にはジェームス・テイラーのツアー・バンドのメンバーとして参加。以降、ジェームス・ブラウン、ロバータ・フラック、スタンリー・クラーク、ジョージ・デューク、矢沢永吉、ドアーズ、マンハッタン・トランスファー、フィッシュボーン、ポーラ・アブドゥル、TOTO、アラン・ホールズワース等々、ジャズ、ロック、ポップス、R&Bとジャンルを超えて数多くのレコーディング&ツアーに参加している。