リチャード&ミカ・ストルツマンプロフィール

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リチャード&ミカ・ストルツマン

リチャード&ミカ・ストルツマン

ミカ・ストルツマン / Mika Stoltzman
2008年からニューヨークを拠点に演奏活動を展開し、7回に渡るニューヨーク・カーネギーホールでのリサイタル成功を収める。現在、各地での音楽祭への招聘演奏などを含め、世界15カ国60都市以上で公演中。
近年は、スティーヴ・ライヒ、チック・コリア、ジョン・ゾーン、大島ミチル等、蒼々たる作曲家から曲を捧げられ世界初演する他、スティーヴ・ガッドとのプロジェクト“ミカリンバ”で2枚のジャズCDとDVDをリリースしている。ブルーノート東京などの主要ジャズクラブやジャスフェスティバルにも出演。
ソリストとしてはメキシコ・ハラパ交響楽団に招聘され、チック・コリア作曲“協奏曲第1番”を世界初演。2014年からは夫リチャード・ストルツマンとのデュオを本格的に開始し、オースチン室内楽音楽祭、ロックポート室内楽音楽祭、香港現代音楽祭など多数出演。
2014年には日本全国18公演の来日ツアーを行い、小山薫堂演出による“くまもと赤の音楽祭” をプロデュース。
クラシックとジャズを縦横無尽に操る、ニュー・ジャンルのマリンバ奏者として益々幅広い演奏活動を展開している。

リチャード・ストルツマン / Richard Stoltzman
リチャード・ストルツマンは、その技巧性、音楽的センス、人を惹きつけてやまない比類ない個性によって、今日最も求められる演奏家の一人としての地位を確立した。数多くのオーケストラとの共演を重ねるソリストとして、魅惑的なリサイタリストとして、革新的なジャズ奏者として、また、多作なレコーディング・アーティストとして、2度のグラミー賞受賞の栄誉に輝いているストルツマンは、様々なジャンルの批評家、聴衆から圧倒的な支持を受け続けている。クラリネットという楽器に対し、独自のアプローチをもっているストルツマンは、彼以前の誰も予言し得なかったクラリネットの可能性を拡げてみせ、そのことによって国際的な名声を獲得したのである。彼は、ハリウッドボウルとカーネギーホールでクラリネット・リサイタルを行った最初のアーティストであり、エヴリー・フィッシャー賞を受賞した最初の管楽器奏者でもある。彼はまた、ゲイリー・バートン、チック・コリア、ジュディ・コリンズ、エディー・ゴメス、ウディ・ハーマン、キース・ジャレット、メル・トーメ、そしてスパイロ・ジャイラの創設者ジェレミー・ウォールら、ジャズ・ポップ界の錚々たる面々と共演し、レコーディングを行ってきた。また、新作にも熱心に取り組んでおり、スティーヴ・ライヒ、武満徹、スティーヴン・ハートキ、エイノユハニ・ラウタバーラ等による優れたクラリネット作品の初演を行っている。リチャード・ストルツマンのディスコグラフィーは60を優に超えており、リチャード・グードとの共演で録音したブラームスのソナタ、さらにヨーヨー・マとエマニュエル・アックスと行ったモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの三重奏曲集で、2度グラミー賞を受賞している。