上間綾乃タミノウタ〜伝えたい沖縄の唄

DISCOGRAPHY ディスコグラフィ

上間綾乃

タミノウタ〜伝えたい沖縄の唄

[ALBUM] 2017/06/21発売

タミノウタ〜伝えたい沖縄の唄

COCP-39983 ¥3,080 (税抜価格 ¥2,800)

  • 1.島唄 南の四季 *
     作詞:我如古盛栄 作曲:宮沢和史

  • 2.月(つく)ぬ美(かい)しゃ *
     (八重山民謡)

  • 3.童神(わらびがみ)
     作詞・作曲:古謝美佐子
     from『はじめての海』

  • 4.悲しくてやりきれない
     作詞:サトウハチロー 作曲:加藤和彦 訳詞:上間綾乃
     from『唄者』

  • 5.PW 無情 *
     作詞:金城守堅 補作詞:山田有昴 新城長保
     作曲:普久原朝喜(無情の唄)

  • 6.ひめゆりの唄 *
     作詞:小宗三郎 作曲:不詳

  • 7.さとうきび畑 ウチナーグチVer.
     作詞・作曲:寺島尚彦 沖縄語訳:玉城 弘
     from『魂うた』

  • 8.安里屋(あさどや)ユンタ
     作詞:星 克 作曲:宮良長包
     from『唄者』

  • 9.道端三世相(みちばたさんじんそう)〜創作舞踊「辻山」より
     作詞:眞境名由康(1・2番)・作者不詳(3番) /沖縄民謡
     from『魂うた』

  • 10.夢(いみ)しじく *
     作詞・作曲:上間綾乃

  • 11.恋(くい)ぬ花(はな) *
     (沖縄民謡)

  • 12.サーサー節 *
     (沖縄民謡)

  • 13.てぃんさぐぬ花
     (沖縄民謡) 補作詞:上間綾乃
     from『はじめての海』

  • 14.ヒヤミカチ節
     作詞:平良新助・山内盛彬 作曲:山内盛彬 
     from『ニライカナイ』

  • 15.デンサー節 *
     (沖縄民謡)

  • 16.えんどうの花 *
     作詞:金城栄治 作曲:宮良長包

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* NEW RECORDING

<RECORDING MUSICIANS>
Arrangement & Piano & Rhodes:園田 涼
Guitar & Violoncello:伊藤ハルトシ/Percussion:notch


出会いの先に、今−新たな唄の旅が始まる
メジャーデビューから5年。唄の旅を続ける上間綾乃が今、伝えたい唄― 唄の旅をしながら出会い、別れ、その先に今、自身の唄ってきた源流がここにある。 先人からの遺志を継ぎ、唄者として沖縄から届ける豊かな唄。どこか懐かしく、人それぞれの心に共鳴する、唄い繋いでいく民謡。それは骨董品のようなものではなく、新しいものを取りいれ、その時代時代の想いを受け継ぎ未来に繋いでいくポピュラーソングであり、それこそが民の謡(たみのうた)である。 新たにレコーディングした9曲と旧作からの7曲とで構成された今作は、三線の弾き語りとピアノサウンドを中心とした、唄い継いでいきたい沖縄の楽曲を収録した。「島唄 南の四季」はTHE BOOMのヒット曲「島唄」の旋律に、沖縄の歌詞をつけた恋の唄で、95年に我如古より子が歌唱して以来の収録となる。

◆「私には唄わなければならない唄があります」
沖縄の歴史と先人たちの想いを引き継ぎ、未来へ届けるために唄い語り継ぐのは、上間綾乃にとって唄者としての使命である。
今回収録した「PW無情」のPWは“Prisoner of War”(戦争捕虜)の略で、戦が終わってもなお続く、戦争捕虜の悲痛な心情を今に伝える唄であり、「ひめゆりの唄」はひめゆり学徒隊を切々と描いた数え唄になっており、沖縄返還から45年が経った今年、唄い継いでいかなければならない唄として沖縄の地でレコーディングした。

◆言葉を受け継いでいく
今アルバムの全16曲のうち14曲、そして新録音した9曲の内7曲がウチナーグチ(沖縄の言葉)で収録している。上間は7歳から三線を始めて19歳で琉球國民謡協会の教師免許を、2017年には師範免許を取得し、地元沖縄でも三線教室を開設した。先人たちの想いやウチナーグチを大事にし、子どもたちに三線や民謡を教え、次の世代に継承していく。