クロマチックハーモニカとは
「クロマチック」とは「半音階」という意味です。楽器の右横にあるレバーを押すことで、半音上の音が出ます。したがってクロマチックハーモニカは一本で全てのキーが演奏できます。
クロマチックハーモニカは、穴が12個あるタイプ、また14個、16個のタイプなど様々な種類があります。4つの穴で半音階を含めた1オクターブの音を出せるので、12穴なら3オクターブ、16穴ならバイオリンやギター、サックスよりも広い4オクターブの音を出す事ができます。ですから、ジャズ、ポピュラー、クラシック、童謡、演歌などジャンルを問わず、どんな曲でもクロマチックハーモニカ1本で演奏できるのです。その音色やフレーズを一度耳にすると、「ハーモニカの音とは思えない」「まるでサックスやトランペットのようだ」と感動される人が多いでしょう。
山下伶が使用しているのは16穴のクロマチックハーモニカです。