先月、息子が1歳になりました。
1年前は、泣く、寝る、飲むくらいのことしかできなかった息子が、今や家中を歩きまわり、「ママ、ママ」と呼び、姉と喧嘩なぞするわけですから、人の成長とはすごいものだなあとしみじみ思ってしまいます。
当日はバーズデーケーキやプレゼントなどを用意し、家族4人でささやかな誕生日会を開きました。コロナ禍なので祖父母を招待できなかったのは残念でしたが、息子も娘も楽しい1日を過ごせたようで良かったです。
今回は、わが家が「1歳の誕生日にしたこと」を紹介したいと思います。
<1歳の誕生日にしたこと>
・部屋の飾りつけ
・バースデーケーキ
・バースデープレート
・一升餅
・選び取り
わりとメジャーなラインナップですね(笑)。
最近では、バースデーケーキにはスマッシュケーキ(子どもが手づかみで自由に食べるケーキ)を、一升餅を一升パンにするご家庭も多いようです。
「1歳の誕生日にやってみよう」、「わが子が1歳の時にもやったなあ」、そんなことを思いながら読んでいただけたらと思います。
●部屋の飾りつけ
ナンバーバルーンとハニカムボール、コンフェッティを使って壁に飾りつけをしました。新たに購入したのはナンバーバルーンのみで、それ以外は家にあったものを活用。ハニカムボールは、以前「フライング タイガー コペンハーゲン」でガーランドとして購入したものを切って使用しています。
壁や棚の上などを装飾して写真を撮ると、記念になるのでおすすめです。
ちなみに、娘の1歳の誕生日には「リトルレモネード」というパーティ専門店で風船やガーランドを購入しました。こちらはオンラインショップがあるので、実店舗がお近くにない方も利用しやすいと思います。
●バースデーケーキ
小さめに焼いたパンケーキを3、4枚重ね、しっかり水切りしたプレーンヨーグルトを塗ってフルーツをトッピングしたら完成。息子が大好きなバナナとブルーベリーをのせました。パンケーキの代わりに、食パン数枚を使って作ってもいいですね。
娘も少しだけつまみ食いしながら、トッピングのお手伝いをしてくれました。
●バースデープレート
細かく刻んだ鶏肉、にんじん、玉ねぎ、ほうれん草入りのチキンライスをミッフィー型で抜き、同じくミッフィー型で抜いた薄焼き卵をのせる。薄焼き卵にケチャップでミッフィーの顔を描き、プロセスチーズやにんじんを使ってお皿を飾ったらできあがり。娘の時にもミッフィーが主役のバースデープレートを作ったので、デザイン違いのおそろいです。
シンプルですが、いつもよりちょっと特別感があると思ってくれたのでしょうか。完食する勢いでたくさん食べてくれた息子でした。
●一升餅
子どもが一生食べ物に困りませんように、一生健やかに過ごせますようにという願いを込めて、1歳になった子どもに一升のもち米で炊いたお餅を背負わせるお祝い行事です。
一升餅は、実家に家庭用餅つき機があるので、母が作ってくれました。縁起物ということで、家族におすそ分けしやすいようにと小分けの丸餅に。2キロほどのお餅がぎゅうぎゅう詰まったリュックを背負った息子は、立てず、歩けず、じたばたしながら大泣きしていました……(笑)。
●選び取り
調理器具(シェフ)、ボール(スポーツ選手)、ペン(文筆家)など、意味を持たせたいろいろなアイテムを並べ、子どもが最初にどれを取るかで将来の職業や才能を占います。
娘の時には実物を並べて行いましたが、最近は職業などがカードに書かれた「選び取りカード」が出ているので、今回はカードで行うことに。こちらのサイトから無料テンプレートをダウンロードして使用しました(会員登録が必要です)。
ARCH DAYS https://archdays.com/
ダウンロードした選び取りカードをA4サイズにプリントアウト。厚紙に貼り、カットしたら完成です。
息子が選んだ職業は、「科学者」! 本当に科学者になったら、大人になった息子にこの日の動画を見せてあげようと思います。
と、ここまで書いたところで、思うことがあります。
イベントごとが好きなわが家はいろいろしがちですが、特別なことを何もしなくたって、心を込めて「おめでとう」と言ってあげたら、それに勝るお祝いはないなあということです。
息子も、誕生日の朝に娘と私で「お誕生日おめでとう!」と伝えたら、最高の笑顔を見せてくれました。
ご家庭それぞれのお祝いの仕方で、子どもたちみんなが楽しい誕生日を過ごせますように!
*娘の1歳の誕生日会の様子。あれから3年半ほど経ちました
平岩茉侑佳
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