もうすぐ1歳2ヶ月になる息子のことで、ひとつ後悔していることがあります。
月齢フォトを5ヶ月までしか撮っていなかったことです。
「月齢(マンスリー)フォト」ってご存知でしょうか。
赤ちゃんが産まれてから1歳になるまで、毎月成長を記録するために撮る写真のことです。月齢があがる日に撮ることが多いようですが、赤ちゃんやお母さんの体調やタイミングを優先して、多少前後してもいいように思います。
育児雑誌の編集部にいたころ、取材先の方々にいろんな月齢フォトを見せていただいていたことから、「わが子が産まれたらどんなふうに撮ってあげようか」と、わくわくしていました。当時と比べ、現在は月齢フォトに使うグッズやアイデアも豊富なので、一部ご紹介したいと思います。
<月齢フォトの撮り方アイデア>
・毎月同じ人形やものを置く
・同じ場所、シチュエーションで撮る
・床におもちゃやおむつなどで月齢を書く
・レターボードや黒板に月齢やメッセージを書く
・月齢フォト用のマットを敷く
・マンスリーカード、マイルストーンカードを使う
・撮った写真を加工して数字や装飾をつける など
娘の時は、「毎月俯瞰で撮影する」、「白っぽい服を着せる」、「同じぬいぐるみを置く」という3つのルールを設けて撮っていました。月齢の表現方法は変えて、マスキングテープで書いたり、月齢分の花を用意したり、おもちゃで数字を作ったり。後半は、アイデアを出すことが若干つらくなっていたので、少々やっつけ仕事感が出てしまっていますね(笑)。最後の1枚なんて、もはや「俯瞰で撮る」のルールを無視して誕生日会の写真でよしとしてしまっている私……。
最後は少々しりすぼみでしたが、毎月ぐんぐん大きくなっていく当時0歳の娘の成長ぶりがよくわかるので、撮影してよかったと思っています。それに、時が経って見返すと「この時はずいぶん髪がくるくるしていたな」「このおもちゃ、大好きでよく遊んでいたな」と、いろんな記憶が蘇ってきて、改めてわが子を愛しく思ってしまうのです。
そのような経験から、息子にも月齢フォトを残してあげたいと思い撮り始めた昨年3月。ですが、昨年8月の引越しを機に、荷解きや事務手続き、新しい幼稚園の見学などに追われ、8月分の月齢フォトを撮り忘れる事件が発生。それ以降も撮ることなく1歳を迎えてしまいました。
最近、早くも少年っぽさが出てきた息子を見ていると、0歳のムチムチよちよち赤ちゃん期が懐かしくなり、12ヶ月分の写真をまとめて眺めたいという気持ちが湧いてきてしまいます。あぁ、戻れるのなら8月に戻りたい。
これから妊娠・出産のご予定がある方も、「撮っておけばよかった~」と思うことがないように、よかったら上記の撮り方アイデアをチェックしてみてください。
*月齢フォト以外にも、ニューボーンフォトや100日祝いの写真なども人気ですよね。こちらは娘(上)と息子(下)の100日祝いの写真
平岩茉侑佳
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