コロナ禍も3年目に突入しました。5歳の娘はマスク生活にすっかり慣れ、外で友人たちと一緒にごはんを食べる時には「マスクを取ったらしゃべらないで食べなきゃいけないんだよ~!(小声)」と、親たちを諭すほど。感染対策の観点に立つと黙食が身についているのは素晴らしいことですが、「食事=楽しむ」ではなく「食事=静かに」が常識の今の子どもたちを見て、少々切なさも感じてしまいます。
2歳の息子も、スーパーマーケットに着くと自ら「しゅっしゅ!」と言ってアルコールスプレーの下に手をかざし、家に着くと洗面所に直行して手を洗うものですから、子どもの順応性ってすごいなあと感心です。と同時に、早くマスクも消毒液もいらない生活を送らせてあげたいと願ってしまいます。
そうは言っても、この生活はもうしばらく続きそう。普通の生活に戻れるのをただ待っていても仕方がないので、コロナ禍を少しでも快適に過ごすためにわが家が購入したグッズを4つ、ご紹介したいと思います。
●携帯泡ハンドソープ
公園で遊んだり、ピクニックをしたりする機会が多いわが家。水道にハンドソープが備わっていない公園も多いので、携帯用ボトルに入れた泡ハンドソープを常備しています。100円均一ショップなどにも売っているようですが、わが家は『無印良品』の「PET小分けボトル・泡タイプ」を愛用。遊具や砂場で思い切り遊んで汚れた手足も、泡ハンドソープですっきり。当初はコロナ対策用に購入しましたが、コロナ禍が終わってからも必須のアイテムになりそうです。
●引き出し式マスク収納
マスクの収納場所、どうしていますか? 玄関ドアにつけるマグネットタイプの収納、下からマスクを引き出せる置き型タイプの収納など、いろいろありますよね。ひとり暮らしや家族みんなが同じマスクを使うご家庭ならそれで十分だと思いますが、わが家は娘が子ども用マスク、夫が白い立体マスク、私が血色マスクと、全員が違うマスクを使っているので、マグネットタイプや置き型タイプを3つ並べるのもなあ……と、しばらく悩んでいました。そんな時に友人がすすめてくれたのが、『無印良品』の収納ボックス。不織布のプリーツマスクがぴったり収まる引き出しが6段(深さのある3段タイプもありました)ついているので、家族のマスクを分けて収納するのにぴったりなのです。わが家は下3段をマスク収納に、上3段をハンコや体温計、ペンなどの収納に使っています。
●携帯ゴミ袋ケース
使った除菌シートや娘が汚したマスクなど、外で出る紙ゴミの量が増えました。ポケットやバッグに直に入れるのは嫌だし、使ったゴミ袋を都度補充するのも面倒くさい。そんな私の目に留まったのが「携帯ゴミ袋ケース」でした。カラビナ付きのケースにはロール式のゴミ袋(1ロール15枚入り)が入っていて、穴から引っ張り出してミシン目で切って使用。使用済みのおむつや、濡れた服などを入れて持ち帰るのにも重宝しています。
●非接触式体温計
幼稚園も保育園も、毎朝の検温が必須。しばらくは脇に挟むタイプの体温計を使っていましたが、365日毎朝となると(娘の幼稚園は土日も長期休み中も検温必須)、娘と息子の腕を押さえながら何もできない数十秒がストレスに。しかも息子は「じーっとしていてね!」が難しい時期だったので、エラー表示が日常茶飯事。何度測り直したことか……。そんな理由から非接触式を導入したことで、検温が2、3秒で終わるようになり、毎朝のストレスがゼロに。たかが数十秒、されど数十秒。使うたびに、良い買い物をしたな~と満足しています。
わが家が購入したのは、おでこからこめかみまでスライドさせながら測るタイプ。非接触式の体温計は体温が低く出てしまうイメージがありましたが、脇で測るタイプと比べても誤差がまったくありませんでした。温度計モードも備わっていて、赤ちゃんのミルクや離乳食、お風呂のお湯の温度なども測れるそうです。
「公園でもちゃんと手を洗いたい」、「家族分のマスクをすっきり収納したい」など、同じようなお悩みを抱えている方、QOLを上げたい方、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。便利なグッズでコロナ禍を乗り切りましょう!
平岩茉侑佳
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