12月も半ばになり、クリスマスや年末年始がすぐそこまで近づいてきました。娘の学校でも冬休みに向けて絵具や鍵盤ハーモニカなどの持ち帰りが始まったので、こちらも「もうすぐ冬休みが始まるなあ」とそわそわしています。
約2週間の冬休み、子どもたちと何をして過ごそう?
子どもたちの希望が知りたいと思い、娘に「冬休みに何をしたい?」と聞いてみました。返ってきた答えはふたつ。
ひとつは「雪遊びがしたい」。
雪であまり遊んだことがないので、スキー場でソリすべりをしたり、雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりしてみたいのだそう。突然の申し出だったので今から予約ができるかわかりませんが、今シーズンに家族でゲレンデデビューできたらいいなと思っています。
もうひとつは「映画館で映画が観たい」。
娘は映画館で映画を観るのが好きなので、1年に数回、私や祖母と映画を観に行っています。冬休みに入るので、また映画を観に行きたいとのこと。CMなどを見てすでに観たい映画も決まっているそうです。
今回は、娘が冬休みに映画館で観たい映画リストをご紹介したいと思います。
1/『ウィッシュ』
ディズニー100周年を記念して作られた映画『ウィッシュ』。その予告映像を見た娘は、みんなの“願い”をなぜ王様は閉じ込めているのか、閉じ込められた“願い”はどうなるのかが気になって仕方がない様子。ストーリーのその先が知りたくて、早く映画館に観に行きたいと言うのです。主人公の少女アーシャが魔法の王国に暮らしているという点も、魔法が好きな娘の心をくすぐるのかもしれません。
2/『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』
人気アニメ「パウ・パトロール」の劇場版第2弾。息子は「パウ・パトロール」が大好きなので、弟のために家族で観に行こうと娘が提案してくれました。息子はミニシアターで短編映画を観たことはあるものの、大きな映画館で映画を観るのは初めて。無事に最後まで観ることができるのでしょうか……?
3/『屋根裏のラジャー』
『メアリと魔女の花』(2017年)のスタジオポノックによる長編アニメーション作品の第2弾。私はひと足先に試写会で拝見しましたが、お子さんと一緒にぜひ観に行っていただきたい映画でした。
みなさん、小さい頃に観た映画の中で、いつまでも心に残っているお気に入りのシーンってありませんか? 私の場合は美しいシーンに心惹かれることが多く、そのシーン観たさに何度でもその映画を観てしまうのですが、『屋根裏のラジャー』も、何度でも見返したくなるような美しいシーンがたくさん登場する作品でした。
試写会のあと、自宅で改めて予告編を見ていたところに娘がやってきて、「この映画、娘ちゃんも観たい!」と即答。公開になったら観に行く約束をしています。
美術監督は、『この世界の片隅に』(2016年)の美術監督もされていた林孝輔さん。今回雑誌の仕事で林監督のインタビューもさせていただいたので、機会があればFacebookでご紹介したいと思います。
余談ですが、『屋根裏のラジャー』は12/14現在、マクドナルドのハッピーセットとコラボレーション中。ハッピーセットを頼むと、映画から派生した絵本『そうぞうのおともだち ラジャー ARよみきかせ えほん』を選んで持ち帰ることができます。
早速子どもたちとマクドナルドに行って絵本をいただいてきたのですが、この絵本がすごい。普通の絵本のように自分で読むこともできますし、専用QRコードを読み取ってスマホを絵本にかざすと、画面から絵本が飛び出し、ラジャーの声で読み聞かせもしてくれるのです。本が光ったり、葉っぱが飛んでいったりといったエフェクトも加わって、子どもたちは夢中になっていました。
いずれの作品も12月15日公開とのこと。
今年から来年にかけて、わが家は映画館三昧の冬休みになりそうです。
*『屋根裏のラジャー』12月15日公開です
平岩茉侑佳
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