東京は気温が20度を越す日が増え、本格的な春の到来を実感しています。娘の小学校でも入学式があり、真新しいランドセルを背負った初々しい1年生たちが桜の木の下で写真を撮る姿が印象的でした。1年前の娘の姿と重ね、「あんなに幼かった娘も2年生になったなんて……」としみじみ。まだまだ危なっかしいところもありますが、この1年でぐっと小学生らしくなったように思います。
春と言えば、入学や進級のほかにもいろいろありますが、「春の全国交通安全運動」もお馴染みですよね。今年の「春の全国交通安全運動」は4月6日から15日までの10日間実施されるということで、先日私も警視庁の広報車に乗って近所を巡回しながら街宣活動をしてきました。息子の幼稚園の係のひとつとして行うことになったのですが、広報車に乗って町の人たちに向かってアナウンスするなんて滅多にない機会なので、一緒に活動するママ友と数日前からわくわく&ドキドキ。当日は選挙カーの“ウグイス嬢”を意識しながらよそゆきの声で頑張ってきました(笑)。
「大きくなったらけいさつかんになる!」と言っている息子が喜んでくれるかなと思い、警察の車に乗った話を自慢げにしてみたところ、「ママ、パトカーに乗ってけいさついったの?」「つかまっちゃったの?」と、逆に心配させてしまうことに。4歳の息子にとっては「警視庁の広報車に乗って活動する=パトカーに乗って警察に連れて行かれる」となってしまったようです。ママ友や警察の方が撮ってくださった写真や動画を見てようやく安心したようで、やっと「ママすごい!!」と喜んでくれました。
*春と言えば「お花見」も忘れてはいけませんね。遠くの公園へお花見に行ったら、菜の花畑もきれいでした
街宣活動の際に、担当の警察官からいくつか交通ルールやマナーについて注意ポイントを教わってきたので、この機会にこちらでも共有したいと思います。
●歩行者は、信号が青になったからといってすぐに渡らず、左右の安全を確かめてから渡ること。停まっている車や建物の陰からの横断は大変危険なので、道路を渡る時は遠回りでも横断歩道を渡りましょう
●自転車に乗る方は、一時停止標識や見通しの悪い交差点では必ず止まり、左右の安全を確かめましょう。携帯電話を利用しながらの片手運転や音楽を聴きながらの運転は絶対にやめること
●ドライバーは、運転席、助手席はもちろん、後部座席の方もシートベルトをきちんと着用すること。お子さんも対象年齢の方はチャイルドシートを正しく着用しましょう
●オートバイを運転する方は、スピードの出し過ぎや急な進路変更は大きな事故につながるためしないこと。ヘルメットをきちんと被ってあご紐もしっかり締めましょう
●高齢者による夕暮れ時の交通事故が多く発生しているので、高齢の方は特に外出する際は明るい色の服装や、反射材などを身につけて自身の存在をアピールし、交通事故防止に努めましょう
当たり前にできている方も多い内容ですが、「春の全国交通安全運動」を機に改めて交通ルールやマナーを見直して、お子さんと確認してみてはいかがでしょうか?
平岩茉侑佳
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