ゴールデンウィークが終わり、日常が戻ってきました。
わが家は妹家族と旅行したり、ザリガニ釣りをしたり、友人宅に泊まったり、子どもの日イベントに参加したりと、盛りだくさんのゴールデンウィークを過ごしました。
どれも楽しい思い出となったのですが、初めての体験で家族一同大盛り上がりだったのが、友人家族と行った千葉県・野田市の「清水公園」。キャンプやバーベキューが楽しめるエリアや、乗馬や動物とのふれあいが楽しめるエリア、釣りエリア、水遊びエリア、花園エリアなど、さまざまなエリアからなる大型総合公園です。
数あるエリアのなか、私たちが目指したのは、国内最大規模の「フィールドアスレチック」。「フィールドアスレチック」には、基本的に地上を進む「チャレンジコース」と「冒険コース」、そして水上を進んでいく「水上コース」の3コースがあります。地上を進むコースにはそれぞれ40カ所、「水上コース」には20カ所のアスレチックポイントが設けられており、合わせてなんと100ポイント! 子どもと一緒に回りながらお昼や休憩を挟んだら、すべて回るのに1日かかると言っても過言ではありません。
*「水上コース」は130cmほどの水深があるそうで、子どもはライフジャケットを貸してもらえました
事前のリサーチで娘と友人が一番楽しみにしていたのが、水の上に木製のコースが設けられた「水上コース」。ターザンロープを使って水の上を横切る動画や、忍者のように水面に浮かぶ板を駆け抜ける様子に、子どもたちは目をキラキラと輝かせ、当日を楽しみにしていました。
いざ、「水上コース」に到着して辺りを眺めてみると、大人も子どもも、あちらこちらで水没者続出! なかでも「水上ターザン」と「水面走り」は水没率が高く、私が見た限り「水上ターザン」では9割の子どもたちが腰まで水に濡れていましたし、全身水に浸かってしまう大人や子どもも少なくありませんでした。「水面走り」では元野球部の友人パパですら頭のてっぺんまで水に浸かることになりましたから、「水上コース」の本気度が伺えます。
そんな中、娘と友人は精力的に全ポイントをまわり、無事に靴と靴下が濡れる程度で生還しました。以前からやってみたいと言っていた水上アスレチックだったので、思う存分楽しめて満足だったようです。
各ポイントには回避ルートもありましたし、水に落ちた場合も「フィールドアスレチック」内のシャワーや更衣室を利用できるので、自信がない方もご安心を!
水上コースに挑戦できるのは小学生以上の子どもと大人だけなので、残念ながら4歳の息子と付き添いの私は見学エリアから見学となりました。ですが、見ているこちらですら「がんばれ~!」「落ちないで~!」と、ハラハラドキドキしながら応援に熱が入ってしまうほどの本格コース。挑戦した娘やパパ、友人ファミリーはさらに白熱したことでしょう。大人になっても子どもと一緒に夢中になって体を動かして遊ぶことができるのって、いいですね。
未就学児は「水上コース」は見学でしたが、地上のコースでは25カ所のポイントに挑戦できるほか、幼児も安全に楽しめる幼児専用エリアもあるので、息子も十分楽しんでいました(途中、僕もやりたい~! と駄々をこねたシーンもありましたが)。
前日に「清水公園」に電話して混み具合を確認したところ、「ゴールデンウィークは1年で最も混む時期で、『フィールドアスレチック』は9:00オープンのところ8:00から並ぶ方もいます。10:00前には駐車場が満車になることも」と聞いていたので、気合いを入れて8:00前に到着して受付に並んだところ、前から3番目を確保(この日はコースの準備が早く整ったということで8:15にオープンしました)。遊ぶポイントが多すぎて、「フィールドアスレチック」を出たのは7時間後の15:00ごろでした。「清水公園」、1日では遊び尽くせないほどの充実ぶりです。
*ニジマス釣りには15:00過ぎに行ったので、魚たちはおなかがいっぱいかな? と思いきや、入れ食い状態だったので子どもたちも飽きずに釣りを楽しんでいました
「フィールドアスレチック」を出てからは、「牧場に行って動物にごはんをあげてから釣りもしたい!」と言っていた子どもたちと、「園内のカフェに寄ってお茶がしたい!」と言っていた母たちですが、時間がまったく足りなかったので、結局はマス釣りだけ楽しみ、自分たちで釣ったマスの塩焼きをおいしく食べ、家路についたのでした。
次回はキャンプ場のバンガローに泊まって2日かけて「清水公園」を満喫してもいいね、なんて話も出ているわが家。次回こそは私も「水上コース」に挑戦したいと思います!
平岩茉侑佳
<<<vol.45 | 特集TOPページ | vol.47>>> |