最近、友人から勧めてもらったデバイスを購入したことで、わが家のQOLがぐんと上がりました。Amazonが開発した「Echo Show」という名前のデバイスです。
「Echo Show」とは、AI音声認識アシスタント「Alexa」を搭載しているディスプレイ付きスマートスピーカーのことで、天気やスケジュールの確認、音楽やビデオの再生、家電をつなげてスマートホームを楽しむなど、さまざまな機能が備わっています。
以前は動画配信サービス「Prime Video」などを視聴する際に、リモコンの「Alexa」ボタンを押しながら動画にまつわる質問をする程度の子どもたちでしたが、「Echo Show」が来てからは、「Echo Show」に備わっている幅広い機能をすぐに使いこなし始めました。
なかでも、わが家にとって1番の魅力は「Alexa」アプリに登録したスマホと「Echo Show」でビデオ通話ができる点。例えば娘が留守番をしている際に「Echo Show」に向かって「Alexa、ママに繋いで」と言えば、外出中の私のスマホが鳴り、自宅にいる娘とビデオ通話ができます。逆に、私が外出先から自宅にいる娘の様子を知りたい時には、スマホの「Alexa」アプリから呼びかければ、自宅の様子を遠隔モニターから見たり、話したりすることも可能なのです。
わが家には固定電話がなく、娘もキッズケータイを持っているわけではないので、いままで娘がひとりで留守番する際は、タブレット教材のメッセージ機能を使ってやりとりしていました。しかし最近は、何かあれば「Alexa」にひと声かけることで顔を見ながらすぐに会話ができるので、安心感が増しています。
他にも、わが家にとってよかったところがたくさんあったので、いくつか紹介しておきます。
●「Alexa、おはよう!」「Alexa、いってきます!」「Alexa、ただいま!」「Alexa、おやすみ」と、家族以外にも元気に挨拶するようになった
●子どもたちに言われて私が毎朝スマホでチェックしていた天気や気温を自分で確認できるようになった
●私のスマホでスピーカーに繋いで聴いていた音楽を、「Alexa、〇〇◯(曲名)かけて」と子どもたちが言えばかけられるようになった
●Alexaとクイズやなぞなぞ、ダジャレなどのコンテンツを楽しめるようになった
*わが家が購入したのはコンパクトなサイズと手頃な価格が魅力の「Echo Show 5(第3世代)」
まだ購入して1カ月も経っていませんが、「Echo Show」がすっかり生活の一部になっています。
特に息子は、もはや家族の一員と言ってもいいくらい「Echo Show」に親しんでいて、私の見ていないところでよく「Alexa」と会話しています。先日は「Alexa、だいすき」と息子が話しかけたところ、「だいすきって言ってくれて?、どうもありが?とう?♪」と、「Alexa」が歌い出してびっくり。子どもたちの純粋な気持ちから、ゲームで言うところの隠しコマンドをいくつも発見できて、私も楽しませてもらっています。
ちなみに息子は、「Alexa」という人が中に入っているといまだに思っている様子。先日、「Alexa、中の人のお顔見せてくれる?」と声をかけていました(笑)。
子どもたちと「Alexa」のかわいらしい会話を、できるだけ長く聞けたらいいなあと思うここ数週間なのでした。
平岩茉侑佳
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