わが子たちは動物が大好き。「犬を飼いたい!」とよく懇願されるものの、いまは手一杯なのでしばらくは難しそうです。
その代わり、猫カフェや動物園、牧場などに足を運んで、動物たちと触れ合う時間をとっているわが家。特に娘は猫カフェ、動物ふれあいカフェによく行っていて、学校でも動物好きの友達とふれあいカフェの話をよくしているようです。
そんな娘が先日学校で、ブタと触れ合える“ブタカフェ”なるものがあるという情報を新たに仕入れてきました。そんな楽しそうな話に、娘が興味を持たないわけがありません。「ブタカフェに行ってみたい!」と言い出したのです。
そんなわけで、子どもたちと私でブタカフェデビューしてきました。
訪れたのは、出先で見つけた千葉のブタカフェ。ガラス窓からかわいいブタたちが見えて、子どもたちは早くも大喜び。
まずは、入口で注意事項の確認です。
・ブタを持ち上げない
・大声を出さない
・ブタに人間の飲食物を与えない
などの説明を受け、「早くブタさんに触りたい~!」とテンションの高い子どもたちを落ち着かせてから、いざ、ブタたちのもとへ。
*前日にお店に来たばかりだという3匹の子ブタちゃん。か、かわいい……
猫カフェでは、自由に移動して猫と触れ合ってOKというお店もありますが、伺ったブタカフェでは、自分たちの席から動かずに座って待ち、来てくれたブタたちを触らせてもらうというシステムでした。
席に案内されると、座った途端に店内にいたブタたちがわらわらと私たちのもとへ集まってきました。何て人懐っこいのでしょう。気づけば私の足の上で、8匹のブタが折り重なりながらくつろいでいます。子どもたちの足の上にも2匹、3匹と乗ってきて、「重たい~(笑)」、「かわいい」、「僕のところのブタさん、みんな真っ黒!」などと言いながら、嬉しそう。中にはなでられながら眠ってしまっているブタも。お店の方によると、ブタは群れで行動する習性があるため、温かいところや他のブタがいるところに集まりがちなのだとか。
今回はお試しで25分コースを選びましたが、ブタたちが足の上に居座って全然動かなかったため、ひたすら愛で続けることができた贅沢な25分間となりました。とにかくブタと触れ合うことが目的だったので、これはコスパ、タイパともに最高……!
また、ブタたちはちょっとやそっとのことでは動じずに身を任せてくれたので、小さい子どもたちが触れ合うのにも安心できてよかったです。
ちなみにお伺いしたブタカフェでは、お店にいるブタをペットとしてお迎えするシステムもあるのだそう。自宅の環境が整えば、お気に入りの子をお迎えすることもできるというのは嬉しいですよね(うちのマンションでは、おそらくブタは飼えませんが)。
ブタカフェ、非常に満足度が高かったので、機会があればまた行ってみようと思います。
*最大8匹のブタたちが足の上に来てくれました
平岩茉侑佳
<<<vol.61 | 特集TOPページ |