“ママ友”と聞いてどんなイメージがわくでしょうか。
子どもを産む前は、ママ友同士がお互いを陥れるような怖いTVドラマを観てしまったり、友人から実際にあった怖い話を聞いたりしていたことから、私の中のイメージは正直なところ最悪。
嫌な思いをするくらいなら子どもが入園後は一匹狼でいいや! なんて思っていました。
ですが、実際に長女が入園してからは“ママ友”のイメージが一変。
初めて娘が入園した幼稚園では、仲良しのママ友が数人でき、降園後に遊びに行ったり、ランチをしたり、特に私と同い年、同じ月生まれのママ友とは、誕生日にちょっとしたプレゼントをもらったりあげたり、実家から送られてきた果物やお菓子をお裾分けし合ったりして、楽しい時間を過ごすことができました。
楽しいことだけではありません。急病になればおすすめのクリニックを教え合ったり、育児で悩みがあれば相談相手になったりしてくれることも。
時には夫や家族、学生時代からの友人よりもわかり合えることもママ友とはあります。
例えるなら、同じ船に乗って航海しているクルー同士、というイメージでしょうか。
毎日育児や家事、仕事に追われて忙しない日々でしたが、支え合える仲間の存在のおかげで頑張ることができたように思います。
その後、引越していまの地域に住むことになりましたが、そのママ友とはいまでもたまに子連れで遊んだり、近況報告をし合ったりしています。
引越す際は、もうこんなにいいママ友に出会うことはできない! 何で引越すことにしたんだろう(涙)と、娘とともに悲しんだ時期もありましたが、いまの地域でも本当に素敵なママ友たちに恵まれ、夫も交えて家族ぐるみで旅行したり、家を行き来したり、趣味の合うママ友と一緒に出かけたり、夜にママたちだけで集まって近所で飲んだり、楽しく過ごしています。
この歳になって、こんなに心を許せる友達ができるとは思いませんでした。きっかけは“子どもが同級生だった”、ただそれだけのことですが、ママ友だからと嫌厭せず、一歩足を踏み出すと、自分の知らなかった世界が広がって、人生がより豊かになる気がします。
まわりでトラブルは全くなかったか? と聞かれれば「ある人もいる」という答えになりますが、生まれてからいままで培ってきた直感や第一印象、違和感をキャッチするセンサーを作動させつつ、この人とは合いそうだなという方と少しずつ距離感を縮めながら、ちょっとずつ自分を開示していけば、気の合う“ママ友”に出会えると思います。
もちろん、お住まいの地域や園のタイプ、仕事の拘束時間などによって交友関係を広げるのが難しい方もいると思いますし、ひとりの方が居心地いい、そもそもママ友なんて作る気もない、という方もいると思いますが、“ママ友”も案外いいものですよ。というお話でした。
この4月から園生活がスタートするという親御さん。一歩踏み出して、交友関係を広げてみてはいかがでしょう?

**ママ友に連れて行ってもらったランチにて。パイと白身魚のサンド、美味でした!
平岩茉侑佳
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