最近は習い事の選択肢が幅広い上に、低年齢化が進んでいます。わが家もご多分に漏れず、区の幼児クラブに入ってみたり、リトミックをやったり、ベビースイミングをしてみたりなど、割と小さい頃から習い事をしていました。
1歳ぐらいからでしょうか。
今思うと早過ぎたかなと思います。
ベビースイミングから始めた次女は、5歳になって「どうしてもやりたくない」とまだ泳げないうちに辞めてしまいました。何年も通ったのに!
かと思うと、幼稚園の時には水に入るのも嫌と泣いていた長女が(幼稚園には室内プールがあり、授業で季節に限らず水泳教室があった)、小学2年生になってから友だちに誘われて行った短期の水泳教室にハマり、今では週2ペースでスイミングに通っています。とても楽しいのだそうです。
苦手だと思っていたことが、大好きになることもあるのです。
次女は土曜日にスイミングをしていたので、辞めてしまった今、私にとっても土曜日が楽になりました。次女だってこれまで毎週通って、少し疲れていたに違いありません。
土曜日に時間ができた分、次女と遊ぶ時間も増えました。
小さいうちはこんな風に、一緒に遊ぶだけでよいのかもしれない。
習い事をさせた背景には、「他の子に乗り遅れるかも」と思ったり、自分が安心したかった、ということもあったように思います。
日本では、かつて習い事は6歳からが良い、とされていたそうです。
うーん、確かにこのぐらいから始めるのがちょうど良いかも。
後から入ってきた子のポテンシャルが高過ぎてあっという間に抜かれる、なんてこともよくあることです。
習い事をさせるには、
1.教室を探す
↓
2.親子で見学or体験レッスンをする
↓
3.本当にやれるか、やりたいのか親子で相談する
↓
4.教室が値段に見合っているのか保護者が考える
という流れができたら理想ですよね。それ以前に、子どもが何に興味があるのか、どんなことが得意で伸ばしていきたいのか。それを理解していないとやる意味がないのかもしれません。
つまり、保護者はよーく子どもを観察することが大切ということになります。
これが結構、難しいのですよね。理想と現実が違うことも多々あるので。
習い事ひとつでも山ほど考えることがありますから、子育てというのは大変なものです。
本田 香
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