先日、次女が就学する公立小学校の「入学説明会」に出席してきました。
どうやら次女は70名ほどの学年になりそうです。学年全体としては少ないですが、2クラスに割ると35名と、ちょっとぎゅうぎゅうですね。うーん、クラスは少なめの方が先生の目が行き届くのだろうと思うと少し残念です。
さて、長女の時にも出席したことがあるわけで、用意するモノも同じはずですが人間はどうして忘れてしまうのでしょうか。自分にがっかりしてしまいます。クレヨンや粘土、お道具箱などは入学後に一括購入するそうで…。うっかり色々買ってしまいました。長女の時にはお道具箱を買った記憶があるので、同じ学校でも途中で制度が変わるのかもしれません。学校によっては一括購入か個人購入を選べるところもあるそうです。ここで教訓、“説明会までは何も買ってはならない”。ちなみに「ランドセル」は別にランドセルじゃなくてもよいそうです。「ランドセル、またはそれに準ずるもので、背負えるもの」ということ。そういえば私の時代は小学4年生ごろになるとみんなリュックで学校へ行っていました。でも、最近の小学生は6年生までしっかりランドセルを使っているようです(親としてはありがたいですね)。
我々の時代と違うところといえば体操着です。男女ともに上が白の半袖、下が紺のクォーターパンツです(しかも冬場は長袖トレーナー着用可)。クォーターパンツとは、膝あたりまである半パンのことです。私の時代は言わずもがな、女子はブルマー。足が丸出しでした。当時のことを他のお母さんが「あれはイジメだよね」と話していました。確かに今から考えるとPTAからクレームがつかない方がおかしいですね。どうして誰も何も言わなかったのか疑問です。男子も白の半パンだったのですが、絶対汚れるんですよ。そう考えるとまだまだ私の子ども時代は、日本が発展途上だったということなんだろうなとしみじみ思います。
筆記用具は基本的にキャラクターがついていないものを推奨していました。キャラクターがついていると気が散るという理由だそうです。うーん、確かに1年生ぐらいだと「○○ちゃんは×××の鉛筆だ~!」なんて話を授業中にしそうです。2年生ぐらいになるとこのあたりは適当になっていて、だいたいの子がキャラものを持っているということになっていくのですが…。
話は変わりまして、子どもが2人いるご家庭だと1部屋を2人で使う想定をしているお家もあるのではないでしょうか。まさにわが家がそれ。これまで次女が未就学児だったので、子ども部屋は家族全員で寝る部屋となっていました。しかし!もう2人とも小学生になるということで、思い切って私としては「不要」と烙印を押していた学習机を購入しました。ジャーン。
最近は「リビング学習」という言葉をよく聞きます。東大生はリビングで学習している!などという情報も知ってはいるのですが、長女がリビングで学習していると異様にモノが多くなるのと、テレビの音で気が散る(消せばよいのですが)ということで子ども部屋を学習スペースにしました。実は私は学習机を買ってもらえず、なんだかよく分からないどこかのおじさんが作った机を支給されており、しかも事足りていたため「なくても良いだろう」と思っていました。夫はというと「ザ・学習机」を買ってもらっていたようで「小学生たるもの学習机を買うべし」と主張をするものですから、仕方ないなあと思いつつ渋々買いました。座ってみて、ふんふん♪といじっていると、なんとこれは結構良きものではありませんか。引き出しは開けやすく、仕切り付き。本棚がたくさんあっていかにも使いやすそう…。立て付けの悪い引き出しとカラーボックスに似て非なる変な棚に教科書を置いていた、幼い頃の私に同情しました。ひとつだけ懸念事項があるとすれば「子ども部屋へ行くのが怖い」と子どもたちが言うのではないかということです。そして結局リビングで学習ということにならないように、子ども部屋改革をどんどんしていこうと思っています。
4月までに、ついつい勉強したくなる子ども部屋を目指して頑張ります。
本田 香
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