いま、子どもたちの夏休みの計画を立てています。塾の夏期講習、サマーキャンプ、科学実験教室、工作教室、短期スイミング教室などは、今から申し込んでおかないと間に合いません。学校や地域の催しだけでなく、最近は大学でも子ども向けのプログラムを用意しているところが多いです。探せば無限におもしろいイベントが転がっているのが夏休み(しかも格安の場合も多い)。子どもの興味があるもので、日時が合う、行ける距離にあるということを加味すると、取捨選択をするのがなかなか大変です。これに帰省や家族旅行なども加わると、なかなかの過密スケジュールとなってしまいます。
特に習い事は夏に発表会が集中しがちで、長女も2つ発表会を控えています。これに塾、旅行、遊び、イベントetc.....×次女の分もあり、スケジューリングが大変です。
私が子どもの頃の夏休みといえば、夏休み直前に「夏休みの計画」を学校で立てていました。直前に立てるとは随分のんびりしていますよね。正直、直前に立てたところで遅いですし、全部子ども任せにしていても計画倒れになることは間違いありません。親も一緒になってやらないといけないと思うのですが、そうじゃなかったのが昭和時代ですよね。のんびり過ごすのもまたよしとは思いつつ、毎日ダラダラしている子どもに「宿題しなさ~い!」というのは「何か間違ってるゾ」と昭和の漫画を読むとツッコミたくなります。ラジオ体操も懐かしい……。今は近所でも1週間しかやっていません。
昭和は遠くなりにけりと言いますが、ライフスタイルや教育面でも随分変化してきました。
なんてちょっと昭和に説教をしている上から目線の私ですが、ただ単に私が夏休みの計画を立てるのが楽しいというだけのような気もしています。自分の夏休みじゃないのに、「わーい夏休みだー!」とウキウキしているんです。大人になっても強く心に刻まれるぐらい、小学校の夏休みが楽しみだったんですね。大人も1ヵ月ぐらい休みたいものです。
さて肝心のスケジューリングですが、計画を立てても「忘れてた!」なんて場合があります。みんなどうしているのかと思い、ママ友だちとスケジュール管理の話をしてみました。あるママ友だちはすべてスマホのスケジュールをパパと同期させて管理しているそうです。他のママ友だちも「グーグル」のスケジュールをパパと同期しているそう。わが家は夫も私も手帳……。もしかしたら時代遅れ?と思い、スマホのスケジュールも活用するようにしてみました。すると、なかなか便利で驚きました、スマホのスケジュール! 実は手帳に書いていても開かないから忘れていたということが多かった私。そこで、子どもの習い事や病院、イベントの申し込みが迫っている場合は、30分前にアラームが鳴るように設定しておきました。これには本当に助かっています。ほかのことに集中しているとうっかり忘れていることも多いものです。これで夏休みはきっと有意義に過ごせるんじゃないかな、と思います。手帳派のお母さん! 一度お試しください。
本田 香
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