新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府から7都府県に緊急事態宣言が出ました。私たちの住む街も対象地域に入ってしまっています。東京都ではデパートを始め、ほとんどのお店がGW明けまで休みに入りました。学校が3月初旬に休みに入ったばかりの頃は周囲もまだのんびりモード。学校からも特に移動制限などが出されなかったことから、子どもたちはお互いの家を行き来したり、公園へ行ったり、遊園地へ行くなどして過ごしました。しかし3月も終わりになると、徐々に東京都で感染者数が増えてさすがに「これはまずいのでは」モードに突入。4月に入っていよいよ中学校の入学式が中止、小学校の授業開始も後ろにずれ込むことになりました。
3月は割と普段どおりに暮らしてはいたものの、やっぱり学校がないことで一番困るのは生活リズムが崩れてしまうことでした。“学校へ行かなくてもよい”モードに入ると、どうしても子どもだけではなく大人まで早起きしなくなるものです。段々と曜日の感覚がなくなり、うっかりゴミ出しを忘れることもありました。こうなると一層深刻となるのが子どもたちの学習です。大人はやらなければならない仕事があるのでリモートワークも可能ですが、子どもはそうもいかないのが悲しいところ。親としての自分のダメさ加減を露呈しているかのような記事ですが、課題を与えてもやらせるのが大変です。やるべきことはあるのに、やる気にならない子どもたち。いくら言ってもスマホを手放さないスマホを手に入れたばかりの中学生。しかしこれは子どものせいではない。そう、大人であるわたくしの責任であります。
そろそろ本腰を入れて対策をする時がきた。遅いとも言います。もうGW明けまで学校も塾もないと腹をくくり、自宅学習をいかに進めるかを考えねばならないのです。そこで私は長女用にiPad Airを購入することを決めました。オンライン授業が始まることもありますが、その他学習用のアプリを入れるためです。噂に聞きし『スタディ◯◯◯』や、その他英会話関係などのアプリを入れてスマホとは差別化することにします。
「宿題をやりなさい」と言っても絶対にやらないので、何時から何をやると決めてスケジューリングもしていこうと思っています。と言っても、週明け朝からびっしりオンライン授業が詰まっているので、ウィークデーはそれをしっかり視聴すること。他の時間に何をするのかをきちっと決めることをしたいと思います。惜しむらくは3月を無駄に過ごしてしまったことでしょうか……。
そして私も仕事がいったん白紙になったことで、子どものアルバムの整理や粗大ごみの手配など見ないふりをしていた家仕事に着手しようと思っています。こんな機会も滅多にありませんので、身辺整理をするにはちょうど良いですね。今回の騒動がいつ終わるか分かりませんが、騒動後にどう動いていくかも考えつつできることをやっていきたいと思っています。
写真は久しぶりに外へ出た時の次女。空はこんなに青いのに、世の中は逆の意味でブルー。
本田 香
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