現在次男ワタ、中学校の期末テスト真っ最中です。これが終われは中学1年生の大きなテストも全て終わり。
あっという間だなと、なんだかしみじみしてしまいます。
ドイツから帰国しての小学校の2年間は日本の生活に慣れることに集中していたので、勉強のことに関しては一切口を出さず、かなりのびのびとさせていました。ただ中学生からは勉強も難しくなるし、このままだと確実についていけなくなる!というわけで昨年の4月からは勉強にも本腰を入れさせることを決意しました。
塾に入れることも検討しましたがなるべく自分で勉強する習慣と力をつけてほしいと思い、現在も通信教材を使って分からない点はみてあげるという方法で勉強をさせています。
さてそんな次男の勉強を中1のはじめからから見ていて気がついたこと。
それはズバリ「問題読解力」が非常に低い!ということです(涙)。その結果、解答を1人で導けないことが多いのです。
問題の意味を説明してあげると「ああ!そう意味ね!」と言って再び解き始めるのですが。。。
ドイツ育ちのため日本語力が弱いのは分かっていましたが。。。日常会話は問題なくできるので、私も気が付かなかったのです。
「数学は国語の問題」なんて昔聞いたことがありましたが、この意味が今となってはよく分かる!
ひょっとしてコレ、数学の苦手な子達の多くに共通していることかもしれません。
*数学用語も然りです。正しく理解しないとどんどん問題の意味がわからなくなっていくので注意。
というわけで巷でもよく言われている読解力。しかし読解力ってどうすれば身につくのか?
周りの勉強のできる読解力高めの子、海外で育ったにも関わらず日本語の長けている子を見て共通して言えることですが、やはり幼少期からの読書量がかなり影響している気がします。実際にワタより比較的読解力の高いアユは、ドイツでも結構日本の本を読んでいました。その後すっかり漫画に陶酔してしまい本をほぼ全く読まなくなってしまったのは残念なのですが。。。。それに対してワタは本を読む習慣がなく、ドイツにいる頃は漫画もほとんど読めませんでした。その後日本に来てから貪るように漫画を読むようになり、ボキャブラリーも増えたなと思う反面、やはり本を読まないので読解力が著しいなと痛感しています。
当然子どもが勝手に本の虫になってくれればありがたいのですが、そうは簡単にいかないのが子育て。そこで頑張るのが親!という方も。
実際、読書好きの子の多くの親御さんは、幼少期は子どもにかなりの量の読み聞かせをされていました。
私と言えば。。。当時はそこまで読み聞かせの重要性を感じていなかったため、あまりしてあげれなかったのは事実です。
そして、そのことに関しては今もちょびっと後悔しています。
寝かしつけ前の5分だけでもいいから、スマホ見る代わりにできたかもな、なんて思ったり。
と言うわけで、もし私が小さなお子さんを育てている親御さん達に何を薦めるか?と聞かれたら、迷わず「読み聞かせ」と答えるでしょう。
とは言え、親が頑張っても上手くいかないのも子育て(笑)。
なので出来なくても落ち込む必要は全くないと思っています。
大切なことは遅い時期なんてものは決してなく、やり直しだってできるということを信じること。人と比べるのではなく、その子のペースで前に進んでいることを褒めたり見守ってあげられることなのかなと思っています。
実際、ワタも少しづつですが、問題を解くことで読解力は上がっています。
2年後の受験までにはなんとかもう少し読解力も向上してくれて、希望の学校に学力が届くことを願いつつ。。。(←意外と欲深い?笑)
ではまた次回!来月はいよいよ最終回です。
Tschuss!
高橋ユウ
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