いよいよ明日はクリスマスイブですね。
日本はさぞがし賑やかで華やかなクリスマスなのでしょう。
ああ、いいなあ。。。。
と、いうのも
ドイツのクリスマスは驚くほど静か。
さすがクリスチャンの国だけあってクリスマスはドイツ人にとって一年でとても大切な日。
家族でミサに行き、家族や親戚が集まって御馳走を食べ。。。と、家族で過ごすのが基本です。
なので、クリスマスマーケットもお店もスーパーもほとんど閉まっており、
街へ出ると驚くほどガラーンとしています。
カップルや友達とワイワイする日本のクリスマスとは正反対ですよね。
そんな家族が集まる厳かなドイツのクリスマスで密かに大変なのが集まられる家(笑)。
この日のためにクリスマスプレゼントを準備し(ドイツでは大人もプレゼントを送りあったりするそう)
伝統的なクリスマス料理(チキンではなく、アヒルの丸焼きがよく食べられるそうです)
を用意し、部屋を飾りつけ。。。。と、その大変な作業にホストはとても憂鬱な気分になるそうです(笑)。
皆が皆、もてなしが得意なわけではないのはドイツも日本も同じなのですね。
この雰囲気、何かに似ている、、、と思ったら、
そう!日本のお正月にそっくり!
ちなみにドイツの大晦日は花火を飛ばして大騒ぎし、ニューイヤーをお友達と旅行に行ったりパーティをして過ごす人も多いそう。
日本のお正月とクリスマスが正反対になったような感じです。
そしてドイツは「クリスマスを楽しみに待つ期間」もとても大切で楽しい時間のひとつ。
12月になると、「クリスマスバステルン(工作)」やクリスマスコンサート、お茶会などの様々なイベントが行われ、みんなでお茶やケーキを頂きながら温かい部屋で知人や友人と集まる機会がぐっと増えます。
また、クリスマスが来るまでの4回の日曜日に一つずつローソクに火を灯してクリスマスを待つ、「アドベントキャンドル」もとても一般的。
我が家でも行っているアドベントキャンドル。
12月18日は4回目のアドベントの日曜日なのでついに4つ目の火もつけました。
そして子供達のお楽しみ!アドベントカレンダー。
我が家はレゴのアドベントカレンダーをチョイスしました。
12月1日より日めくりで24日まで毎日カレンダーの部分を開けると小さいレゴが入っているので、毎朝早起きして開けています(笑)。
レゴの他にもハリボやチョコレートなどいろいろなアドベントカレンダーがありますよ。
そして生もみの木の存在も忘れてななりません!
生もみの木の販売はホームセンターや期間限定の販売所など至るところで行われています。
と言うワケでドイツで飾っているクリスマスツリーはだいたいが本物!
さすが本場です。
スーパーに飾っているもみの木も本物!
昨年はドイツのクリスマスがよくわからず、寂しい気持ちが強かったのですが今年は随分とお友達や知り合いも増え、工作をしたりパーティをしたりと昨年に比べ随分と楽しい気持ちで過ごせています。
来年はアヒルを焼けるようになれるかな?
それでは皆さんも素敵なクリスマスを。
Frohe Weihnachten!(メリークリスマス)
ではまた次回!
高橋ユウ
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