驚かれるかもしれませんが、
ドイツでドイツ人の友達を作るということは
私たち外国人にとって実は結構難しいことです。
そこで語学学校が終了した後は、思い切って現地のスポーツジムや趣味のサークルに顔を出してみると。。。
そこはまさしくドイツ人の世界!
移民も多く通う息子らの公立小学校や公立幼稚園以上に
「ドイツ人の世界」なのです。
こんなところに集まっていたのか、ドイツ人。。。
まず、ドイツに来たばかりの生活の安定していない移民の方は習い事どころではないし、また、長年ドイツに住んでいてお金持ちでも、肌を出したがらないイスラム系の女性はスポーツジムで見かけることは珍しく、また、夜のサークルの集まりにもあまり出てこないのでこういったことが原因なのかも知れません。
ただ、子どもの習い事に関しては別らしく多くのムスリムママも見かけます。
我が家の子ども達も通っているスイミングスクールでの保護者の見学はスポーツ用ファッションで。
ドイツママとムスリムママのファッションは面白いくらい対局。
それでも上手に共存しているドイツ社会は本当にすごい。。。
ーと、ちょっと話は逸れましたが、我が家のように家族ではなく単独でドイツに渡り、現地で習い事をするなどあえて積極的にならない限り、語学学校だけ通っているのでは自然とドイツ人と知り合うことは難しいと思います。
私の場合、欲を出してあちこちに顔を出したこともありますが、やはり子どもが現地園&現地校に通っていたことが大きかったです。
日本でもそうですが、子どもがいると現地でのコミュニティが作りやすい!
本当に子どもがいるというだけで、その力はすごいです。
もちろんある程度語学力がつけば、マンションの住人の方や近所の人とも仲良くなり知り合いも増えます。
が、これまた驚いたことに「私ロシア人なの。15年前に来たのよ」「私はポーランドから」など実はずっとドイツ人だと思っていた人がドイツ人でなかった!ということも少なくありません。
この感覚は日本以外で今まで暮らしたことのなかった私にとってかなりのカルチャーショックでした。
が、今やドイツは5人に1人の割合で外国人がいる多民族国家。
そんなことにこだわることはナンセンスだったなと反省です。
私自身も生活しているうちにドイツ人だけでなく、ルーマニア人やペルー人、スリランカ人などいろんな国籍の方とお友達になったり知り合いになりました。
FBの方でも連載している「ドイツ人はドイツじゃ通信」というタイトルも連載当初はただのシャレでつけたのですが、実は結構深いタイトルだったのですね(笑)。
ではまた次回!
Tschuss!(「チュース」:バイバイ!)
高橋ユウ
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