早いものでドイツ生活も来月で丸2年に。
そこで今回はドイツ生活2年が経とうとしている現在の時点子どもがドイツの園、ドイツの学校に通ってよかった!と思うことを書いてみようと思います。
1)何と言ってもドイツ語ができるようになる
非常に難しい上、英語ほどポピュラーでないドイツ語。
現地の園や小学校に入る前は「苦労してドイツ語を覚えて何か役に立つのか。。。」とも思ってましたが、ドイツ語を学ぶことで、世界には言語がたくさんあることを知り、そして母国語以外の言語を習得するプロセスを体全体で日々感じている様子。
こうやって子どもたちが言語や異文化を吸収していく姿に、私自身もこれは財産だ!と思えるようになりました。
ちなみにドイツ語は、英語にかなり似てる言語でもあるので、英語への理解がものすごく早いことも嬉しいポイントです。
*ドイツの子達は、外国から来たドイツ語の喋れない子に慣れているのでヘタなドイツ語を話しても、「やーい、ヘンなドイツ語。Apfel(アッフェル:「りんご」) のことアップルだって~」などとほとんどはやし立てられることもありませんでした。
おかげで子どもらは失敗を恐れずしゃべることもでき、言葉がぐんぐん出るようように。ありがたい!
2)現地の習い事に参加しやすくなる
生活に慣れたらやはり習い事もしたいところ。が、そこには言葉の壁が立ちはだかります。
でもドイツ語ができれば習い事も可能!(習い事を探す親の方が大変ですが。。。)
ちなみに習い事だけでなく、現地のサマーキャンプに申し込んだり、オーストリアに旅行した際には現地のスキースクールに安心して入れることもできました。(*オーストリアはドイツ語です)
学校以外にも参加できる場所があるというのは子どもの活動範囲を広げてくれるので本当にありがたい!
*ドイツでは大都市に行かないと日本人向けのサービスはない!
3)ドイツ人の友人が出来たり、文化や流行を知ることができる
我が家は日本人家庭なのでどうしてもドイツの流行や食生活、文化などに非常に疎いのですが子どもたちは現地園や小学校でどんどん「ドイツ社会」を学び、我が家に取り入れてくれます。
小学校の学童では食事が出るため、ドイツの子たちが普段何を食べているのか知ることができ、誕生会に呼ばれてお友達のお家に行けば、ドイツのお宅の様子を知ることができます。
また、子どもが学校であったことなど(クラスの子ども達がアメリカ大統領のことを批判していたり(!)など)を話せば、ドイツの人たちのリアルな関心ごとが知ることができます。
やはりこれは現地校、現地園ならではでしょう。
いかがでしたか?
今回はいいことずくめに書いてしまいましたが、次回は逆にデメリットを挙げてみようと思います。
もしご家族で海外赴任する方で、現地の園や小学校を検討している方の参考になれば嬉しいです。
ではまた次回!
Tschuss!(「チュース」:バイバイ!)
高橋ユウ
<<<vol.22 | 特集TOPページ | vol.24>>> |