ドイツに来るまで、全くと言っていいくらいドイツでの行事に疎かった私。
クリスマスやハロウィン、バレンタインなんかが派手なんだろうなあ、と勝手にイメージしていましたが、全然違いました!
ドイツは日本人があまり知らない、「イースター」や「2月のカーニバル」「聖マルティン祭」など様々な行事がある反面日本で「欧米からやってきた行事」(「欧米」と、ひとくくりにする事自体が雑ですが。。。)としてすっかり国民的行事になっているものが意外と盛り上がっていなかったりするのです!
そんなわけで今回は「ドイツで盛り上がっていない行事」についてです。
1)バレンタインデー
バレンタインデーといえば欧米から伝わり(起源はローマ帝国らしい。。。)、すっかり日本に浸透した文化ですよね。
さぞかしドイツでも盛り上がるんだろうな。。。
と思っていたら、ドイツではほとんど盛り上がっていないのでビックリしました!
日本では女性から男性にチョコレートをあげる日ですが、(一応)ドイツでは男性が女性にプレゼントをする日らしく、バレンタイン当日は花束を持った男性が歩いているのをよく見かけます。
2)ハロウィン
これまたハロウィンといえば欧米のものというイメージが強かったのですが、ドイツでハロウィンは盛り上がっておりません。
(古代ケルト人が起源。アメリカで民間行事として定着したらしい。。。)
と、いうのもドイツでの国民的行事である11月の聖マルティン祭を控えているからか、ハロウィングッズも売ってはいるもののそんなに目立たず。。。
しかも2月のカーニバルと「仮装」という面で非常にかぶっているので、ハロウィンに日本の様な派手な仮装はうちのエリアではほとんど見かけません。
とはいえ、多少はイベントもやっています。
可愛い仮装をする代わりに、ドイツのハロウィンをやる人は、超リアルなお化けの格好をする様で、「ここまでする!?」と思わず突っ込んでしまう、子どもが泣き出してしまうレベルの仮装グッズは売っています。
なのでハロウィンイベントには「本気おばけ」がうようよと集まりますよ。
しかも夜の公園!(笑)マジで怖いよ!
3)ひな祭りやこどもの日。。。日本の行事が懐かしい!
節分やひな祭り、お盆やお正月は日本の文化ですよね。
だいぶ慣れましたが、やはり日本の行事がないというのはやはり物足りなくも感じます。
なので当然ですが、子どもたちは日本の文化に非常に疎くなってしまいました。。。
と、いうか教えても頭に全く入らないのです。
おかげですっかりドイツの文化に浸透してしまいましたが、これが自然な形かなとも感じています。
文化は季節を感じ、その土地の宗教を感じ、歴史を感じるものです。
ドイツの文化も、知れば知るほどドイツへの理解が深まる気がします。
まあ、『日本の行事に疎くなる』、ことは海外で生活している子どもにとって「あるある」なので仕方ない。。。
日本に帰ればあっという間に言葉が戻り、日本の文化に溶け込んでいくんでしょう。
それはそれでちょっと寂しい面もありますが、、、。
せっかくのドイツライフの間は、なるべくドイツの文化に親しもうと思う我が家です。
ではまた次回!
Tschuss!(チュース:意味 バイバイ)
高橋ユウ
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