前回はドイツ旅行の際のファッションのお話をしましたが、今回はドイツ旅行でのトラブルに関するミニ情報を中心にご紹介します。
ドイツ旅行に興味のある方のお役に立てれば幸いです♪
1)ちょっとした怪我や病気の際はApotheke(アポテイケ)へ
ドイツ旅行をしている際、かかりたくなくても、予期せぬ怪我や病気にかかってしまうことも。。。
しかし病院に行くほどでもない。。。
そんな際には、ズバリ薬局がおすすめです。
ドイツの薬局は「Apotheke」(アポテイケ)と呼ばれ、薬剤師さんがカウンターで相談に乗ってくれるので、適切な商品を安心して購入することが出来ます。
イメージとしては日本の調剤薬局に近く、多くの人は病院の処方箋を持ってやって来ますが、特に処方箋がなくても、ふらっと来て、普通にカウンターで購入することも可能です。
ドイツ人に薬のことをカウンターで相談すると考えただけで、かなり敷居が高そうに思えますが、薬剤師さんは英語が堪能な人が多いため、簡単な英語が話せればOK!(私の経験では。。)
ドイツには「DM」や「ROSSMANN」といういわゆるドラッグストアがあるので、ついつい気軽にそちらに入りがちですが、大量の商品の中から読めないドイツ語の商品を探す方がハッキリ言って大変です。
急がば回れの気持ちで、ドイツで軽い怪我や病気で困ったら、ぜひApothekeへ寄ってみてください。
*Apothekeは、この赤いAのロゴが目印です!
2)子供との旅行で気をつけることは?
こちらは子連れでドイツに来る旅行者さんへのアドバイス。
日本では我が家のおバカ男子についつい手が出てしまうこともありましたが(汗)、ドイツでは子供を叩く行為は法律的に虐待とみなされるため、(特に公衆の面前では)絶対にNGです。
叱るときに日本の感覚で、つい手を出してしまうことのないようにしましょう。
(ただし、子供が1人で出歩くのは問題ありません。イギリスでは14歳まで保護者が常に同伴しないといけないとか。またドイツでは子供の留守番も大丈夫です。)
また、子供と一緒に道路を渡るときに手を高くあげる行為。
日本では普通ですが、ドイツではこれもNGです。
これはかの有名な独裁者、ヒトラーを思わせるためだからとか。
なので道路を渡るときなどはドライバーさんにアイコンタクトをする、少し手を出して合図をする(上げるのではなく)などして安全に渡りましょう。
あとは利用できるトイレがとにかく日本に比べて少ないので、カフェやデパートに入ったときに行っておくことをお勧めします!
3)金銭の要求をされたら。。。
経済的に豊かなドイツ。
治安も良く安全ですが、路上での物乞いの数の多さには驚かされます。
ドイツでは日本に比べキリスト教の精神か、意外と物乞いの人に小銭の寄付をしたり、話しかける人も多く見かけます。
このような物乞いの人にお金を渡す行為はもちろん個人の自由です。
が、人混みなどでは財布などが盗まれる可能性が高いので、人混みでのバックからの出し入れは結構危険。
無理をしないことをお勧めします。
また物乞いとは全く別の話になりますが、観光地や電車などでたまに、若い女性の2~3人組が、「インターナショナルな署名!」と言って、障害者マークのついた紙を見せて署名を求めて来ます。
これはドイツだけでなくパリなどのヨーロッパの大都市でよく見かけるのですが、大抵がロマ族の若者らしく、署名を求めた後に、「じゃあ助けるために寄付をして」と金銭を要求する詐欺行為らしいです。
署名をしてしまうと、断っても結構しつこいそうなので、渋い顔をして、署名段階の最初から強く「ノー」と言って断りましょう。
私は今まで観光地&空港近くの電車内で3回ほど出くわしたことがあります。
他にも書きたいことはまだまだたくさんありますが、またの機会にでも。
今回はあまりガイドブックに載ってなさそうなことを選んでみました。
ご紹介したいことはまだまだありますが、今回はこの辺で。。。
ではまた次回!
Tschuss!(チュース:意味 バイバイ)
高橋ユウ
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