いよいよ夏休みが始まりましたね。
と、いうことで今回はドイツの夏休みについてです。
ただ昨年のこの時期も、夏休みについて書いてましたので(汗)、今年はまだ書いていないことを書いてみようと思います。
1)ドイツの現地校は宿題がない!
日本の夏休みといえば、「ラジオ体操」、「プール」、「家族旅行」そして、「自由研究を含めた夏休みの宿題」が思い浮かぶ私ですが、ドイツの学校にはなんと夏休みの宿題なるものがありません!!
とは言え、やはり真面目な家庭では市販で買った参考書やドリルなどを使って少しは勉強しているようです。
ちなみに次男の担任は結構熱心な先生だからか、「夏休み明けに、1年生の勉強をすっかり忘れてしまう子もいます。
ご家庭で各自勉強内容をチョイスして復習してください」と、オススメの市販の参考書のリストをつけたプリントが配られました。
とは言え、これもあくまで自由。先生が宿題を見るのが負担というのも大きいかと思います。
*このような学習ドリルが日本同様に本屋さんで売っています。
2)暑い夏なら当たり年!のドイツ
寒い冬の期間が長いからか、太陽の光がさんさんと降り注ぐ暑い夏がドイツ人は大好き。
が、年によっては雨が多く薄ら寒い夏もあります。
夏なのに毎日暗い空で心もどんより。
昨年のドルトムントあたりはまさにそんな夏でした。
至る所で毎年恒例の「サマーフェスト」が行われていましたが、冷たい雨に降られてビールを飲む手もかじかみ。。。
日本のように暑すぎるのもキツイですが、貴重な夏が寒いというのはドイツ人としてはキツイようです。
3)夏休みはドイツ人にとって貴重なリラックスタイム
「夏休みは誘惑も多く、気持ちも緩みがち。事故などに巻き込まれないように」
「夏休みは勉強で差がつく時期。夏こそ勉強に集中するように」
などど、子供時代日本の終業式では戒められ続けてきた私ですが、ドイツではこのようなことは皆無!(笑)
「リラックスした素敵な夏休みを!」と、学校から配られるどのプリントにも書かれ、先生に会えば、「素敵な夏休みをね」と言われます。
休むときは休む!ドイツ人らしい夏休みです。
まあ、そんなことを言われようが言われまいが、どちらにしろ子供達は夏休みを楽しんでいますけどね(笑)。
ではまた次回!
皆さんも素敵な夏休みを!
Schones Sommerferien!(シューネス ゾマーフェリエン!)
高橋ユウ
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