日本では今年はゴールデンウィークが10連休ですね!
喜びの声もある反面、旅行するにも飛行機代が非常に高い、長期すぎてどうやって過ごそう、そもそも休めない。。
などどいったややネガティブな類の記事もインターネットで読みましたが、皆さんはいかがお過ごしの予定ですか。
今年はドイツもイースター休暇の時期が遅く、4月の中旬以降から2週間です。
ということで今回はドイツの長期休暇の取り方、過ごし方についてご紹介します。
1)州や年によって長期休みが変わるドイツ
ドイツの長期休暇は州や年によって大きく異なります。それを知ることができるインターネットサイトがあるのですが、それを見れば、なんと4年先までの州ごとの学校の長期休暇一覧が載っているためそれを基に旅行の計画などをたてるのです。
ドイツは日本に比べ祝日が少なく、また会社の夏休みや冬休みなどもないため、好きな時に有給をとりますが子供がいる場合、学校の休みを考慮するためこのインターネットサイトは非常に重宝します。
長期休暇がずれるメリットとしては日本のお盆やゴールデンウィークの様な異常なほどの混雑がないこと。
日本は一斉に休むため、恐ろしく混む上に宿泊施設や飛行機代等も異常に高くなりますよね。
結局旅行にもあまり行けないのが残念です。。。
2)長期休暇の使い道は旅行か家のリノベーション
日本ではお盆休み、正月休みというと、ふるさとへ帰省する人が多いですが、ドイツではクリスマス休暇を除き長期休暇はバカンス旅行をするか、また家のDIY作業に情熱を注ぐ人が多いです。
ドイツ人は家を快適にすることにエネルギーを注いでいる人が非常に多く、壁のペンキ塗りに始まり、庭の手入れ、床の張替え、家具の組み立てなど、業者に頼らず(お金がかかるので)じっくりと自分たちでやることで長い休暇を費やすのです。
せっかくの休みに家にこもって仕事をするなんてなんだか勿体無い気もしますが、実際にやってみるとかなりクリエイティブな作業で充実感ありますよ!
家も綺麗になるしお金もさほどかからずで一石三鳥です。
*うちも入居前に一度壁塗りをしましたが、それっきりしていません。。。
ドイツ人は壁が汚れたら結構マメに塗り直している様です。
3)学校の先生が気軽に休むドイツ
1で先述した通り、ドイツでは祝日が少ないため会社員の場合、自分の取りたい時に休暇を取ります。
(職種によっては同僚と相談して順番に)
労働者の権利が強く、有給を消化しなければならない国なので非常に有給をとりやすいのはありがたいのですがそれは先生も然り。
日本では余程のことがない限り学校の先生がお休みすることはありませんが、こちらでは体調不良、病院の予約などで有給を使って先生が休むことが結構あります。
小学校には代理の先生が2人いるのでその先生が穴埋めをしてくれるのですが、長男のいるギムナジウムでは代理の先生がいない場合、あっさりとその授業(科目ごとに先生が違う)は休講に。
まあ、仕方ないのですが。。。休講多すぎない?と思うことも多々ありです^^;
ではまた次回!
皆さんも良いゴールデンウィークを!
Schone Ferien!(シューネ フェリエン:素敵な休暇を!)
高橋ユウ
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