ドイツに住んで早4年。この4年で悲しいことに体重が3~4キロほど軽く増えてしまいました。。。(涙)。
実際ドイツ料理は太ります。
ビールにソーセージ、ポテト、大きな豚塊肉のステーキ、おやつにはクリームをいっぱい乗せたケーキ。。。
野菜料理のレパートリーは極端に少なく、魚や豆腐、海藻類などはほとんど食べないので外食ばかりをしていたらあっと言う間に太ってしまいます。
実際に「欧米人は若いうちは綺麗だけど、年をとったら太ってしまってひどい」なんて思っている方もいるかも知れません。
が、それはイエスでもありノーでもあります。
痩せていて何着てもカッコいい!という人もいれば、日本では考えられないほど太っている人も。
とにかく恐ろしく極端で、中年以降になればなるほどそれが顕著に表れます。
体質もあるかと思いますが、大きな差は生活習慣によるところが大きい模様。
例えば、ドイツ人は健康に配慮する人が多く、運動も日本人に比べてはるかに好きな人が多いのです。
休暇といえば、自転車にカヌー、スキー、山登りと自然の中で体を思いっきり動かすことが多く、日々の生活でも
ジム通いやジョギングを習慣としている人がたくさん!ヘルシー派は運動好きが多いです。
またヘルシー派は食事面でも気を配ります。
ドイツでの健康的な食事の考え方としては
(1)1日にお茶碗5杯分の野菜果物を摂ろう!
(2)飲み物は糖分のないものを。水はたくさん飲もう!
(3)オイルはなるべく植物性、乳製品は毎日摂って。
(4)昼は温かい食事を。夜はパンとハム、野菜など冷たいものを軽く。
など。
(1)の「野菜果物を5杯」というのはかなりざっくりしてますよね。
日本のような「1日36品目摂取!」と言った呪いめいたプレッシャーがなくていいなと個人的にはいいなと思います。
実際、ドイツ人の普段食べる食事というのはかなり質素で、玄米パンや黒パン、ヨーグルト、果物などを細々と食べる人も多く堅実な昔ながらの生活をしているお年寄りは細い方が多いです。
またヘルシー派の若者や中年層は、オシャレな野菜サラダやスムージーなどニューヨーカー的なものを食べ(笑)、運動もして美しさをキープしている模様。
では、一方で「ものすごく太っている人」はどんな生活なのか。。。
ピザやポテト、ハンバーガーなどのジャンクフード摂取率がとにかく多く、水分補給はコーラ。
スーパーでオリジナルブランドの安いコーラをペットボトルでケース買いしている人で痩せている人はほぼいません(笑)。
お尻、腰回り、足が異常にボリュームがあるものの(本当にイラストの通りです!)、顔だけは小顔という典型的な欧米太り体形に。
まあ、こうした体型はなるべくしてなったというか。。。
ドライブインの受付で顔だけ出ている美人さんがいて、「かわいいなあ!」と思ってちらっと体を見たらすご~~~~く太っていた。。。
という話も聞いたことがあります。
私も、「ドイツだから仕方ないか!」とソーセージやビール、ポテトなどをかなり摂取していましたがヘルシー派は意外と気をつけていることが判明!と、いうことで私もなるべく無理のないヘルシーなダイエットを目指して頑張ることにしました。
やはり痩せて美しくなることも大事ですが、健康であることが一番大事!
なので食事に気をつけつつも代謝のいい体、すなわち適度な筋肉をつけていこうと思っています。
あ、日本人女子はほとんどが十分に痩せていると思うので必要のないダイエットは不要かと。 もし目指すなら体重だけを減らすのではなく、欧米流に程よい筋肉をつけてヘルシーな体をつくることをオススメします!
ではまた次回!
Tschuss!(チュース:バイバイ)
高橋ユウ
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