毎日ただただ過ぎていくだけなのに、(別に大したこともやってないのに!)家事育児ってなんてこんなに多いのでしょう!
我が家では夫がドイツで仕事をするようになってから格段に家庭時間が増えたので、夫も家事育児に随分時間を裂けるようになりました。
基本的に家事育児は夫婦で担当を決めており、1人でこなせない場合は相談してお願いするというスタイルです。
*我が家の家事育児分担はざっというとこんな感じ! 特に一連の流れのあるもの(例えば旅行。旅行の予約から宿への質問など)は言語を変えてしまうと対応が面倒くさいので(夫は英語で私はドイツ語なので)最後まで担当することがほとんどです。
夫が家事育児をしてくれるのは助かりますが、それでもやはり毎日なんだか忙しい。
おそらく日本でもドイツでも…世界中どこにいても、スーパーセレブでない限り皆さんそんな感じなのでしょう。
とは言え、海外生活ならではのこともあると思いますので本日はいくつか我が家的に大変な育児をいくつかご紹介します。
1)現地校でのやり取り、プリントあれこれ
やはり現地校に子供が通っている限り、避けられないのが学校とのドイツ語でのやり取りです。
日本同様小学校のお知らせは常にプリントでやって来ますし、懇談会や個別面談もあります。
ありがたいことに、ドイツの現地校には日本のPTAのような組織だったものがなく、皆でクラス役員とクラスのお金管理係を決め、そのほかヘルプが必要な場合にのみ随時、お手伝いできる保護者に声をかけるだけなので、これはかなり助かっています。
個人的に苦手なのはクラス懇談会。早口で次々といろんな議題が話されるので、正直いまだに私は「置き物」状態です(笑)。
まあ、でも分からなくても後日プリントが来るのでそんなに問題はありませんが。。。
プリントに関しても当初は苦労しましたが、今は難解なものでなければさすがにある程度はサラサラと読めるようになりました。
ただ複雑なものは、2倍も3倍も時間が取られるのでかなりキツイ。。。
*特にこのコロナ禍で学校のコロナ衛生対策書類や、デジタル化(第二波が恐れられる中、いつ再び学校が閉鎖されても大丈夫なように)のための学習アプリインストールへの説明書類なんかは10数ページに及び、さらに承諾書にサインをすると言うものもあり、これはかなりのストレスでした。こういう時はやはり翻訳アプリ様にざっくり訳してもらうに限ります。
2)次男のサッカー
サッカーはドイツでも親の負担の多い習い事のひとつ。とは言え、ドイツのサッカーはアマチュアでもきちんと組織だっているためそれぞれのクラブチームが飲食を販売するクラブハウス付きの人工芝の素晴らしいサッカー場を所有している上に毎月のお月謝も低価格、コーチもいて、しかもスポンサーがつくので試合用ユニフォームも全てチームから借りることができるという素晴らしい待遇です。(日本のサッカー少年&親御がみたらさぞがし羨ましいがられることかと!)が、やはり練習は週に2回プラス試合があるため最低週3はサッカーに時間を裂かれますし、小さいうちは送迎も必要。アウェイでの試合は車なしではほとんど不可能です。
私は車も運転しないし、そこまでエネルギーを裂けないのでサッカーは反対だったのですが、夫が担当してくれるということで今も継続してやっています。まあ習い事は親のエネルギーや経済状況と比例しますよね。ハンドボールは週1練習で親の負担が少ないということでやっている子も周りには結構います。もちろんプロレベルを目指すとなるとどの競技でもものすごく時間を裂くことにはなりますが。
3)日本語補習校
何が大変かって「週1回通わせればオッケー♡」だけではないことです(笑)。
教科は国語だけですが、日本の同じ学年の子と同様の教科書を使い、同様の内容&漢字をこなすため、平日に大量の宿題をこなさせねばなりません。プラスアルファで宿題をする本人も辛いでしょうが、はっきり言ってモチベーションが低い子供を無理にやらせる親の方も辛い。。。
この担当は私ですが、私があまりにキレてくると夫にバトンタッチです。我が家はまだ両親日本人なのでなんとかなっていますが旦那さんがドイツ人または外国人のご家庭の場合、1人で対応せねばならないので本当に大変。現地校の勉強と並行して継続することは本当に難しくドロップアウトする人も少なくありません。中3の卒業式では子供も親も今までの苦労を思いだし涙が溢れるそう。
またこちらは父母会もあり、保護者はクラス役員以外にも何かしら全員係につかねばなりません。(ザ・日本社会!)
メールのお知らせも非常に多く、担当する係や役職によっては毎日数時間その業務に費やす保護者もいるほどです。
実は我が家ではこちらは夫担当。クラス役員も(クジで引いてしまい)やりました。
ちなみに役員が終わった今でも、担当している係の関係で休みの日に見ている夫の日本語のメールはほとんどが日本語補習校の父母会関係のもの。お、お疲れ様です。。。(汗)
と、まあ、2を除いては海外生活らしい大変さかなと思います。
海外生活では何をするにも言語面やその国での常識を知らないが故に倍以上の時間や労力がかかることもしばしば。
またドイツは日本のように学校がなんでもしてくれる訳ではないので(給食もないし)それぞれの家庭の負担も大きく、夫婦での協力は私的には不可欠です。
とは言え、駐在家庭などで旦那さんが忙しく、ママ1人でワンオペ育児をしている人もいて…本当に頭が下がる思いです。
*ちなみに我が家では、日曜日の朝ごはんにパンケーキを焼くのが習慣となっています。これは家事とは関係なく、旦那が単に無類のパンケーキ好きで、自分が食べたいからだそう。YouTubeなどでパンケーキ作成動画などをたまに見ています。ちなみに長男はさほどパンケーキが好きでないので今週の日曜は白米を食べていましたが。。。
そんな我が家の様子を書かせていただきましたが…まあどこにいても育児は大変ですね! 皆さんお疲れ様です!!!
ではまた次回!Tschuss!(チュース!:バイバイ)
高橋ユウ
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