本帰国して、はや3ヶ月が経ちました。なんとなく自分たちの生活のペースもでき始め、子供たちも日本の生活に慣れつつあります。
そんな中ワタクシ、先日10数年ぶりにマイ自転車を購入しました。というか結婚して以来初めてかも。
もともと渡独前もドイツ滞在中も便利な立地に住んでいたので、特に自転車には関心がなかったのですが、ドイツの爽やかな夏の中、サイクリングする人たちがすごく楽しそうに見え、なんだか急に欲しくなったのです。
ただドイツ時代はアパートの物置が狭く、子供の自転車しか入らなかったため大人の自転車は持つことを断念。日本に戻り、マンションの駐輪場も借りることができたので、今回購入することにしました。
そして、乗ってみての感想は…なにこれ!?最高!笑
電動自転車、めちゃくちゃ快適!坂が多くてもスイスイと進むんですね。交通公共機関を使っての移動とは全然違う自由度の高さに当たり前なのですが感動してしまいました。
おかげでデパートなどがある2駅先の大きな街に行くにしても、次男ワタのサッカートレーニングの同行にしても非常に小回りが効いて便利なので、行ける範囲で乗り回しています。
が、ひとつ気になる点が。ドイツに比べ、日本…自転車の乗り方がみんなめちゃくちゃ危ない(人が多い)!
まず、ほとんどの方がノーヘル。そして交通量の多い車道の下り坂を小さな子供を乗せてものすごいスピードで下って行くのを頻繁に見るのですが、見ているこちらの方が本当にドキドキしてしまいます。
ドイツではヘルメット着用が当たり前であり、暗い時間帯には(冬は特に日照時間が短いので)反射ベストを着用します。
自転車道も日本以上に充実しているので、日本に比べてグッと自転車が乗りやすい環境です。(それでも隣国のオランダには敵いませんが。)またドイツでは歩道も充実していたのですが、日本は細い道の場合、車道の脇を歩くことが多く、幼児を連れての散歩が非常にストレスだったことを思い出しました。
あと歩行者として不満な点と言えば、横断歩道でも車があまり止まってくれないことでしょうか。ドイツでは横断歩道は歩行者が優先というルールをしっかり守っているドライバーがほとんどだったため、なんだかとても抵抗があります。
*ドイツの多くの小学校では授業で自転車講習があります。(実技と筆記両方)実は私の日本での子供時代、このような自転車講習はありましたが、子供の日本の小学校ではないようです。地域によるのかな。
*ドイツだけでなく欧米ではこのタイプの子供のせ自転車をよく見ます。日本のママチャリも転倒が怖いところですが、これはこれで全く小回りが効かないので運転しにくそうにも見えるのですが…
と、まあ日本の自転車&道路事情に関しては色々と思うところが多いのですが、日本の電車に関しては本当に素晴らしいなと思います。最近では転倒防止の柵がホームに設置されていたり、車内は清潔だし、乗客も怖くない!と子供らは大絶賛。ドイツで長距離電車というと、貧しい移民の人たちがメインで使う乗り物であり、時間帯によってはかなり雰囲気も悪かったので…。
というわけで、電車について語りだすと長くなりそうなので、こちらはまたFacebookの記事にでも。
日本の電車もいいですが、今は梅雨の晴れ間の爽やかな日に安全にサイクリングを楽しみたいと思います。
ではまた次回!
Tschuss! (バイバイ、の意味)
高橋ユウ
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