早いもので8月も後半戦ですね。
長かった夏休みがようやく終わろうとしています。
さて、長男アユの今年の夏休みは中3ということもあり夏期講習漬けでした。
私は個人塾しかない田舎で育ったので、中3といえども夏休みの宿題、そして学研のワークなどをやっていたくらい(塾も数日は行ったかも。。。?)なので、大学受験ばりに追い込むアユの姿を見てちょっと引くぐらい驚いたのですが、残念なことにイマイチ伸びている感じがなく本人もかなりイライラしています。
中学になると反抗期がひどいから、小学生のうちに受験した方が楽だとという意見もあるくらい、都会の現代っ子にとって高校受験はかなりのストレスのようです。実際に受験のことで親子間での衝突も増えました。
というのも都会の高校は星の数ほどあり、学校の校風も様々。さらに受験対策も学校によって異なるため、その学校に応じた対策をしなければなりません。
本来は、社会に出て仕事ができるようにしっかり学ぼう、そのためには高校そして大学に進学しよう、というシンプルな話のはずなのに、なぜこんなに日本の都会の高校受験は複雑なのか。。。
正直この無駄な複雑さが不必要な親子の衝突を生んでいる気がしてなりません。
ところで高校受験に関する話になると途端に不機嫌になることが多いのですが、そのその時の反応や様子が赤ん坊時代~2歳児ごろの大変な時期のアユを思い出させることが非常に多いのです。
というか「あ!この子そう言えば相当めんどくさい子だったわ!忘れてた!」といった感じ(笑)。
思えばアユは小さい頃、こだわりが異常に強く、自分のポリシーに反することは決してやらない、そして好きなことだけは視野が狭くなるほどに一直線でした。
とにかく母乳にこだわる子で保育園でみんながミルクを諦めて飲む中、一切飲まなくて保育士に「こんな子は初めてだ!」と驚かれたり。また救急車が好きすぎて、保育園の帰りに毎日見て帰らないと泣き叫んだものです。
グアム旅行から帰ったその日も疲れた体を引きずって見に行ったこともありました。
そんなアユも小学生くらいになるとこだわりが随分薄まり穏やだったんですが、また強烈な負荷と思春期という難しい時期になり、こだわり赤ちゃん時代のアユが再び顔を出すことになりました。
詳しくは書けませんが、今は言語化できる分、「ああ、赤ちゃん時代いつもぐずぐずしてたけど、こういう感じで彼は不満だったのか」と10数年の時を経て教えてもらっている感じです。
この反抗期の時期は、ドイツ育ちだから、日本育ちだからというのはあまり関係なく、本人の本来持った性質が圧倒的に色濃く出ている気がします。
三つ子の魂百まで、とは本当だ!よく言ったものだな、と思う今日この頃です。
ではまた次回
Tschuss!(バイバイ!)
高橋ユウ
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