長男アユの高校生活がスタートしたと同時に始まったお弁当作り生活。
買い物の際にその日の夕飯だけでなく、お弁当のことまで考えて献立を考えるという(1品2品お弁当にまわせるから)難易度の高いタスクまで増えてしまい、4月は私、ほぼ疲れ切ったゾンビのような状態でスーパーをうろうろしていました。
今はだいぶ慣れましたが、そこで思い出すのは、いかに給食が素晴らしかったかということ…(涙)。
(私の住んでいる市では数年前から中学生も給食が始まったので、非常に助かりました!)
そんなことをアメリカ、ベルギーから帰国した帰国子女ママ仲間に話すと、ついつい現地での思い出話にも花が咲きスクールランチの話で大盛り上がり。
というわけで、今回はなんと豪華に3カ国!ドイツ、アメリカ、ベルギーのスクールランチ事情をご紹介したいと思います。
1.ドイツ
ドイツの多くの学校は午前中授業のみで、ランチは家に帰ってから取るというスタイル。
当然小腹は空くので10時ごろに「スナック休憩」なるものがあり、家から持ってきたパンなどを食べて授業を乗り切ります。
中学2年生頃からは授業時間も増え帰宅も夕方になるため、昼休みにランチを取ることになりますが、学食や購買などで昼食を買ったり、近所のスーパーやピザ屋、ケバブ屋などでランチをテイクアウトするのも一般的です。
2.アメリカ
アメリカは日本と同じくランチタイムを挟んで1日授業があります。
そのため家からお弁当を持ってくるか、カフェテリアで温かい給食を買うか選べるらしいのです。給食メニューにたまに「ドミノピザの日」があるらしく、それがとても人気なのだそう。
てか給食にドミノピザ!(驚)日本じゃちょっと信じられませんが…さすがアメリカ!
ちなみに朝ごはんもカフェテリアで提供しているらしく、授業前にカフェテリアでモーニングをすることができるそうです。
3.ベルギー
ドイツのお隣だけあって食文化がドイツととても似ているベルギー。ただ、スクールランチ事情はちょっと違うみたいです。
友人の娘さんの通っていたスクールランチタイムは (1)給食 (2)お弁当 (3)家に帰って食べる、の3つの選択肢から選べるのだそう。
そして面白いなと思ったのは「スープ」が重視されているとのこと!
給食の献立表を見せてもらったのですが、必ず毎日なんらかのスープがついているのです。
さらにお弁当の子でも、オプションでスープをつけることができるのだそう。(当時は25回チケットが8ユーロだったらしい。)
確かにスープって寒い日や体調の悪い日でも飲むと元気になれますよね。スープ好きな私としては羨ましい限りです。
(ドイツはあまりスープを飲まないので…。寒い日とか気軽に飲みたいなといつも思っていました。)
ちなみに中高生以降はドイツやアメリカと同様に学校の外でランチをしてもOKのようです。
以上、今回の3カ国スクールランチ事情、いかがでしたか?
とにかくランチタイムの自由度が高い欧米に対し、栄養価と美味しさでは抜群な日本の給食。
足して2で割ることはできないのか!?と思ってしまうほど両極端。
ちなみに次男ワタは日本の小学校の給食が大好きで、学校に馴染めてない頃も給食食べたさに学校に行ってたくらいありがたい存在でした。私も給食のコロッケとわかめご飯が大好きだったな~。。。
なんて語り出すとまたまた長くなりそうなので今回はこの辺で。
ではまた次回!
Tschuss! (バイバイ)
高橋ユウ
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