先日、夫と一緒に我が家の家計簿チェックをしました。
元々支出チェックにルーズな我が家ですが、実はここ1年ほどの出費の多さには目を見張るものがありました。
しかも今は長男アユの毎月の塾通いが終わったのに出費は通塾当時とさほど変わらないことが判明。確かに4月は長男次男ともにW入学で学用品や制服、教科書代や定期代などの購入で飛ぶようにお金がなくなっていったのは事実なのですが…。ただ5月、6月もなんやかんや色々とかかっているのです(汗)。さらに高校生、行動範囲もグッと広がり交際費も上昇中。あんなに自宅警備員状態だったアユが…。成長は嬉しいものの、飛ぶように消えていくお金のことを考えると冷や汗もタラタラです。
両親からも「子どもの小さいうちが貯め時」とよく聞いていましたが、コレは本当なのだなと今、ひしひしと感じています。ということで、小さいお子さんのいる方にひょっとして参考になるかな?と思い、昨今どんなことに我が家ではお金がかかっているかをお伝えしたいと思います。
1.教育費
なんといっても日本ではコレ!教育費に本当にお金がかかるので驚いています。
欧米では主に学校の勉強を中心に頑張れば大学への道が開けるのに対して、日本では塾通いがほぼ必須。おそらく塾を全く使わず進学したという人はほとんど皆無なのではないでしょうか。日本では高校からすでに義務教育ではないので、教科書代もかなりかかりますし雑費もかかります。給食もありませんし…。みんな行くものだから、と、義務教育の延長気分でいると、ギョッとしますね。
ちなみにアメリカでは大学では高額な費用がかかりますが、ヨーロッパ(イギリスは高いそう)は年間数万円程度という大学も多く、金銭的負担がかなり少ないです。(なので留学先としては実はかなりおすすめ!)日本は私立大学はもちろんのこと、最近では国立大学でも結構かかるようになってきましたし、日本に住んでいるとこれは本当に頭の痛い問題です。都会では中学受験も盛んですが、最初に飛ばし過ぎてしまうと後半もたなくなる可能性もあるので周りに流されないことをお勧めします。
2.食費
これもなめていました(汗)。我が家の中高生は、水代わりに牛乳を飲み、肉をガッツリ食べるタイプです。今はウクライナ戦争の影響でヨーロッパの物価高は凄まじいものがありますが、私たちが住んでいた当時はドイツは食料品は安く、というか全てが大きかったので肉もピザも1パックで済んでいたものが、日本でどれも少量で2袋3袋は必要なので、一見安そうに見えても合計が予想以上の金額であることもしばしば。ということで、最近では手頃なお店でまとめ買いするようになりました。
子どもが小さい頃、あんなに家族で外食していたのが嘘のようです。
ドイツのいちごは、1パックにどっさり!
3.(ハハの)交際費
乳幼児時代は疲れでボロボロ気味だったママたちも、ようやく余裕が出てきたからなのか、最近の中高生のお母さん方、すごくおしゃれで綺麗な人が多いです。(昔はおばちゃん!って感じでしたが…)
子どもの手が離れ、オシャレも再びしたくなるし、飲みに行く機会も増え…、というわけで意外にも私の交際費にお金がかかっています(汗)。
でもこの歳になると、子どもの受験や、体調の不調、女性ホルモンバランスの変化など、ストレス発散したいことや欲しい情報でいっぱいになるのですよ。
まあ、これは必要な出費なので仕方ないか…(と自分に甘い私…)。
というわけで、先人たちの言っていた「子どもが小さいうちにお金を貯めておけ!」は本当でした。今思うと、子どもが小さい時ってなんであんなに近くのショッピングモールで散財していたのか不思議に思います。でもまあ、気軽に気分転換できるという点でストレス発散したかったんですよね。。。
そして、子どもは必ず大きくなる!というのも実感したので、子どもが小学校くらいまでは仕事を一度やめても、その間に今後を見据えてママ自身の将来を考えておくことは大事かと思います。
金銭的な面では勿論なのですが、最近私自身、子離れに向けての準備に入るべき時期なのだなと肌で感じるのです。
数年後に心もお財布の中も寂しくならないように。
私も自分のことを、そしてお仕事もそろそろ本気で頑張っていこう!と思った今回の家計簿チェックなのでした。
ではまた次回!
Tschuss! (バイバイ)
高橋ユウ
<<<vol.27 | 特集TOPページ | vol.29>>> |