毎日蒸し暑く寝苦しかった長~い今年の夏もようやく終わりを告げ、ついに秋の風を感じられる季節がやってきました!
秋といえば実りの秋にスポーツの秋。お祭りや文化祭のシーズンでもありますね。
長男アユの高校もご多分に漏れず先日文化祭がありまして、私も父母の会が主催する飲食販売コーナーのお手伝いに行ってきました。
自由なボランティア活動なので、わざわざお手伝いも面倒だな、とはもちろん思ったのですが、やはり学校行事への参加は子どもの学校での様子が分かる大チャンス。特にアユの高校は保護者面談もないし、高校生ともなると学校のことをほとんど語ってくれません。ですのでこちらが能動的に動かないと何もわからないで3年間が終わってしまう可能性大なのです。
と、まあアユの様子を見ることが目的で参加した販売コーナーのお手伝い。参加者には同じクラスのママ達もいて、暇な時間にはおしゃべりに花が咲いただけでなく、嬉しいことに3年生の先輩ママさんからも受験情報などたくさんのありがたい貴重な情報を聞くことができました。
帰国してから、小学校中学校のボランティアにも参加したこともありましたが公立の小学校中学校は良くも悪くも多様性社会。多くの情報が手に入ってもそれが自分に合うかどうかを分類することにエネルギーを注ぎ、逆に疲れることも多々ありました。が、今回はどの情報も自分の中にスッと入ってくるものばかり。比較的親も価値観が似ていて、同じ方向(進路の面で)を向いていて、似たような悩みを抱えているからなのか、自分が本当に欲しいアドバイスが最速で手に入ることに驚きを隠せません!義務教育期間とはまた全然違う世界…新たなるママ友の世界に足を踏み入れてしまったようです。
当然ながら、ママ友を無理に作る必要はないと思っておりますが、互いに自分達の価値観をシェアできたり、人間的に気の合う人であれば、子どもを通じて知り合える友達なわけで、学生時代の同級生のように自分の人生を豊かにしてくれる存在だと思っています。
またママ友ネットワークによる情報ですが、私の育った田舎やドイツ時代のように、教育面において選択の余地がほとんどない世界であればそこまで重要ではないのですが、選択肢が星の数ほどある都会の日本ではネットには書けない生のリアルな情報が聞ける力強い味方です。
ただし情報というものは生でも玉石混合。うっかり鵜呑みにすると自分を見失ってしまう可能性すらある諸刃の剣です。ですので自分で冷静に取捨選択さえできれば、ママ友ネットは保育園小学生時代の幼いころだけでなく、子どもが高校生になってもかけがえの無い存在となる気がします。
というわけで思いがけず充実のボランティア体験でした。
ではまた次回!
Tschuss! (じゃあね!)
高橋ユウ
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