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世田谷パブリックシアター 芸術監督 野村萬斎プロデュース「狂言劇場」その弐/ 野村万作 + 野村萬斎
世田谷パブリックシアター 芸術監督 野村萬斎プロデュース
「狂言劇場」その弐/ 野村万作 + 野村萬斎
COBB-5406 ¥6,285 (税抜価格 ¥5,714)
舞台芸術としての狂言
世田谷パブリックシアターに三本の橋掛かりをそなえた独自の能舞台を構築し狂言を連続上演する、芸術監督・野村萬斎企画のシリーズ第二弾。
「鏡冠者(かがみかじゃ)」
いとうせいこう作・野村萬斎演出の新作狂言。2000年に国立劇場企画公演「新しい伝統芸能-怪しの世界」で初演し好評を博した。「鏡のマイム」「左右対称の連舞」で魅せる、演者同士の「阿吽の呼吸」。古典本来の面白さに現代的な怖さがにじむブラックユーモア。「限りなく古典に近い新作」の虚実入り乱れた世界。
太郎冠者:野村萬斎 主:高野和憲 鏡冠者:深田博治 後見:月崎晴夫
「能楽囃子」A
笛:一噌隆之 小鼓:観世新九郎 大鼓:柿原光博
「節分(せつぶん)」
節分の夜。鬼と人間の女の恋の駆け引き…。女への求愛は小歌で表現され、鬼を演じるシテ(主役)が謡い舞い、ほぼ独演に近い状態で演じらる。コミカルに繰り広げられる世界とは裏腹に、演者にとっては身体性を問われる過酷な曲でもある。心に人間的な純情さを持つ鬼と、心に鬼をひそませる女の喜悲劇。
鬼:野村萬斎 女:高野和憲 後見:竹山悠樹
「能楽囃子」B
笛:一噌隆之 小鼓:観世新九郎 大鼓:柿原弘和 太鼓:観世元伯
「髭櫓 カケリ入(ひげやぐらかけりいり)」
大髭男とその妻のちょっとした夫婦喧嘩が、能がかりの合戦の世界に…。妻を加勢する女たちも交えた大勢の演者に加え、地謡・囃子が男と女の争いを力強く表現し、まるで「和製ミュージカル」さながらに賑々しく展開。野村萬斎の長男、野村裕基の好演も作品に華を添えている。
夫:野村万作 妻:石田幸雄 注進:野村裕基
立衆:深田博治 高野和憲 月崎晴夫 竹山悠樹
地謡:野村万之介 野村萬斎 小宮正三 時田光洋
後見:野村良乍 破石澄元
2005年/ドルビーステレオ/16:9LB/約117分
製作・著作:世田谷パブリックシアター
発売元:WOWOW
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野村万作 + 野村萬斎