ダニエル・ハーディング指揮 ドヴォルザーク:《新世界より》 ほか商品情報

ダニエル・ハーディング指揮 ドヴォルザーク:《新世界より》 ほか

ダニエル・ハーディング指揮 ドヴォルザーク:《新世界より》 ほか

[DVD] 2011/12/21発売

ダニエル・ハーディング指揮 ドヴォルザーク:《新世界より》 ほか

COBO-6154 ¥3,143 (税抜価格 ¥2,857)

ハーディングの新境地を感じさせる《新世界》の喜びに満ちた音楽 - ヴェネツィア新年の風物詩、2011年フェニーチェ歌劇場のニューイヤー・コンサートの指揮台にあがったハーディング。オーケストラを雄弁に語らせて奏でるドヴォルザーク《新世界より》の歌心にあふれた流れるような演奏が、劇場を幸福感で包み込む。

ヴェルディ《椿姫》や《リゴレット》の初演の地として知られるフェニーチェ歌劇場は、まさにオペラファン憧れの劇場といえます。年末から元旦にかけて行われるニューイヤー・コンサートは、いまやウィーンのニューイヤー・コンサートと並んで、ヨーロッパの冬の風物詩となっています。管弦楽の名曲に、オペラの名アリアを集めた選曲が、まさにフェニーチェならでは。

2011年はイタリア統一150周年という記念すべき年ということもあって、若手の実力派をそろえた華々しいキャスティングも注目されました。日本でも度々の来日で多くのファンを獲得しているデジレー・ランカトーレ、バロックやモーツァルトのオペラを中心に世界の主要歌劇場・音楽祭に出演を重ねるルカ・ピサローニ、ヨーロッパの劇場を中心に活躍するアントニオ・ポーリの三人の歌唱で、いずれもオペラの粋を集めたというべき名曲の数々を聴けるのは、贅沢というほかありません。

【出演】
デジレー・ランカトーレ(ソプラノ)
アントニオ・ポーリ(テノール)
ルカ・ピサローニ(バス=バリトン)

指揮:ダニエル・ハーディング
フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団
合唱指揮:クラウディオ・マリーノ・モレッティ

【曲目】
イタリアの同胞(マメーリの賛歌)
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95《新世界より》
ベッリーニ:《ノルマ》より序曲
ヴェルディ:《十字軍のロンバルディア人》より〈主よ、あなたは私たちを故郷から〉
ヴェルディ:《リゴレット》より〈あの娘の涙が見えるようだ〉
モーツァルト:《フィガロの結婚》より〈もう飛ぶまいぞ、この蝶々〉
ヴェルディ:《椿姫》より〈花から花へ〉
ヴェルディ:《オテロ》より〈喜びの炎よ〉
ロッシーニ:《セヴィリアの理髪師》より〈かげ口はそよ風のように〉
プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》より〈私の愛しいお父さま〉
ドニゼッティ:《愛の妙薬》より〈わしは金持ち、お前は美人〉
ロッシーニ:《音楽の夜会》より〈踊り〉(ナポリのタランテラ)
ヴェルディ:《ナブッコ》より〈行け、思いよ、黄金の翼に乗って〉
ヴェルディ:《椿姫》より〈乾杯の歌〉

2011年1月1日 フェニーチェ歌劇場(ヴェネツィア)におけるライヴ収録


2011年イタリア作品 全プログラム107分
片面2層,チャプター有,メニュー画面
字幕:日本語,カラー/16:9
音声 (1)リニアPCMステレオ (2)ドルビーデジタル 5.1ch サラウンド (3)DTS 5.1chサラウンド
リージョンコード:ALL

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〈ダニエル・ハーディング・プロフィール〉

1975年オックスフォード(イギリス)生まれ。サー・サイモン・ラトルのアシスタントとしてキャリアを開始したハーディングは、18歳のときにバーミンガム市交響楽団を指揮して本格的なデビューを果たす。その後、ベルリン・フィルでクラウディオ・アバドのアシスタントを務め、1996年にはベルリン芸術週間においてベルリン・フィルを初めて指揮した。
ドレスデン・シュターツカペレやウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、スカラ座フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパの主要オーケストラに定期的な出演を重ね、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル、リヨン国立管弦楽団などへの客演を続々果たすなど、世界の有望な若手指揮者のなかでも特に抜きん出た存在感を示している。アメリカのオーケストラでは、これまでにフィラデルフィア管弦楽団、ロサンゼルス・フィル、シカゴ交響楽団へ登場している。
現在、ロンドン交響楽団の首席客演指揮者、スウェーデン放送交響楽団の音楽監督、マーラー・チェンバー・オーケストラの首席指揮者、新日本フィルの“Music Partner of NJP”を務める。 オペラでの活躍もめざましく、2005年にはミラノ・スカラ座の開幕公演であるモーツァルトの《イドメネオ》を指揮、さらに2007年には《サロメ》、2008年には《青ひげ公の城》《囚人》のダブル・ビルでスカラ座に再登場。これまでに英国ロイヤル・オペラでの《ねじの回転》、ウィーン国立歌劇場での《ヴォツェック》、ザルツブルク音楽祭での《ドン・ジョヴァンニ》《フィガロの結婚》などを指揮している。特にエクサン・プロヴァンス音楽祭への定期的な出演の中からは、パトリス・シェロー演出の《コジ・ファン・トゥッテ》、ピーター・ブルック演出の《ドン・ジョヴァンニ》、リュック・ボンディ演出の《ねじの回転》、ペーター・ムスバッハ演出の《椿姫》など、センセーションを巻き起こした数々の名演が生まれている。

2002年に、権威あるフランスの芸術文化勲章の騎士(シュバリエ)の爵位が授与された。