ドキュメンタリー映画 ドミトリー・ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ(リイシュー)商品情報

ドキュメンタリー映画 ドミトリー・ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ(リイシュー)

ドキュメンタリー映画 ドミトリー・ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ(リイシュー)

[DVD] 2012/03/21発売

ドキュメンタリー映画 ドミトリー・ショスタコーヴィチ ヴィオラ・ソナタ(リイシュー)

COBO-6262 ¥3,740 (税抜価格 ¥3,400)

名匠ソクーロフ、ソビエト時代の幻のドキュメンタリー登場。
KGBが没収を画策した、いわくつきの作品!
20世紀最大の作曲家ショスタコーヴィチの知られざる秘蔵映像が満載。


第二次世界大戦終結期の昭和天皇に焦点をあてた映画『太陽』(2005)で日本にセンセーションを巻き起こしたロシア映画界の巨匠アレクサンドル・ソクーロフによるショスタコーヴィチのドキュメンタリー映像。ロシアが生んだ20世紀最大の作曲家をめぐる貴重な映像の数々を、コラージュを駆使した詩的な映像表現で綴ります。
スターリン時代をはじめとするソビエト圧政下で、時の権力との確執と迎合を繰り返し、その真意が今もって謎に包まれている作曲家、ショスタコーヴィチ。彼の実像に肉迫した本作品の内容は、ペレストロイカ発動直前という制作当時の複雑な政治状況下では、限りなくタブーに近いものでした。KGBは上映禁止を命じ、フィルム没収を画策しますが、ソクーロフらは危険を賭してフィルムを隠蔽。ゴルバチョフ政権への移行を経た87年にようやく日の目をみることとなったいわくつきの作品。その標題には、作曲家自身の遺言と告白がひそかに埋め込まれていると言われるショスタコーヴィチの遺作《ヴィオラ・ソナタ》の名を冠ししています。
クラシックファンから映画ファンまで、幅広い層の注目を集めるであろう待望の作品です。

監督:アレクサンドル・ソクーロフ / セミョーン・アラノーヴィチ

【収録映像】
●ムラヴィンスキー指揮による交響曲第5番の演奏シーン
●バーンスタイン&ニューヨーク・フィル、モスクワ公演での演奏シーン(1959年)
●《ヴァイオリン協奏曲 第2番》をめぐるオイストラフとショスタコーヴィチの対話
●作曲家自身のピアノ独奏による《ピアノ協奏曲 第1番》の演奏シーン
●戦時下の反ファシスト集会におけるショスタコーヴィチの演説シーン 他

アレクサンドル・ソクーロフ(映画監督)
1951年、イルクーツク生まれの映画監督。68年、ゴーリキー大学、モスクワ国立大学で学ぶ。80年、タルコフスキーの推薦によりレンフィルム・スタジオのスタッフとなり、処女作を制作するも、全ソ映画人同盟およびレニングラードの党首脳部はその内容を否定。その後ソクーロフの作品は、ペレストロイカ発動までの長い間、検閲によって公式の上映を禁じられる。ソビエト崩壊後、ソクーロフの作品は世界中で注目され、瞬く間にロシア映画界最大の巨匠として、広くその名を知られることとなった。


1981年ロシア作品 約75分収録
片面1層,チャプター有,メニュー画面 日本語字幕
モノクロ/4:3
音声 ステレオ・モノラル/リニアPCM

【旧品番:TDBA-0135】

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